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interview

&Greenスペシャルインタビュー#09
三浦園芸 三浦基彰さん

その手に届けるまで。

 ポストに届いたその日から土を使わず気軽に観葉植物のある暮らしが始められる&Greenですが、今回は&Greenが皆さんの手に届くまで……にフォーカス。水耕栽培に特化した植物の生産を行い、観葉植物国内出荷数トップクラスを誇る生産農家の三浦園芸 三浦基彰さんに育てる上でのこだわりや想いについて伺いました。

三浦園芸さんについて教えてください。

 先代である父が脱サラして三浦園芸を設立し、僕で二代目になります。当初は洋ランの栽培をしていましたが、販売できる時季が限られているためこれじゃ家族が養えないと。そこで、年間通して安定的に扱える観葉植物を始めたそうです。もともと植物が好きだったこともあり、父が自ら海外で買い付けてきた観葉植物は次々にヒット。しかし、ヒットすればそれに続けとライバルも増え、値崩れを起こすことが何回か続きました。簡単に真似されないものを…と目をつけたのが、当時日本に上陸していなかった「水耕栽培」。“土を使わない”という点が、靴を脱いであがる文化などが根付く日本人の“清潔さ”にマッチすると考えたようです。初めは、“土を使わない”植物を理解してもらうのに苦労しましたが、今では、水耕栽培の国内出荷数トップクラスになりました。

&Greenの生産農家となった経緯は?

 サントリーフラワーズさんからお声掛けいただいたのが1年半ほど前になります。そこで&Greenで使われている培地のパフカルを試作してみたら、根に酸素がしっかり行き渡る構造ながら、植物が育つために必要な水分は十分に蓄えられてバランスがすごく良い。根の張りは申し分なく、土やボールのようにこぼれて散らかることもないので、よりクリーンに植物を楽しめる、と良いことづくし。サステナブルな背景にも共感が持てました。我々も、間伐材を暖房に使うなど環境に配慮した取り組みをしているので。&Greenの生産農家としてやりがいを持って取り組めています。

&Greenを生産する上でのこだわりを教えてください。

 ちょっとしたことで葉の色合いや艶に影響が出るので、一つ一つしっかりと特性を見極めながら丁寧に育てています。品種によって適した温度を保てるようビニールをかけて温度を変えたり、成長の速度も品種それぞれで違うので水や光量、生産する時期を調整するなどしています。寄せ植えが簡単に楽しめることも&Greenの魅力のひとつですので、形、大きさ、高さ、色など、寄せ植えした時のバランスをイメージして生産しています。適した水量も植物によって違いますが、すべて一緒に育てられるよう調整して出荷しています。

これから植物との暮らしを始めたいと思っている方にメッセージを。

 植物と人間は切っても切れない関係にあると思うんですね。野菜や果物など食べるものはもちろん、薬も植物から作られます。また鑑賞用としては、緑が持つ癒しやリラクゼーションの部分を目から感じることができます。ストレスフルな今の時代だからこそ、心を落ち着ける存在として、もっともっと植物をライフスタイルの中に取り入れてもらいたいと思っています。そのためには、日々のお手入れがストレスになってはいけない。そんな想いもあり、これから&Greenを通じて、皆さんの生活の中にグリーンがより浸透していったら嬉しいですね。

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有限会社三浦園芸プロフィール
ハイドロカルチャー(水耕栽培)による観葉植物の生産販売、直営店の運営を軸に、世界各国の農家から商品を仕入れ、日本全国に販売網を持つ観葉植物農家。地域の森林の間伐材を暖房機や植込み材料に利用、また施設に降った雨水を回収し、植物の水やりに活用するなど、環境対応型の農業を目指す。三州瓦の廃材を利用した園芸用土「リサイクルコーン」を新東株式会社と共同開発。

三浦基彰さんプロフィール
大学卒業後に海外へ渡り、ハイドロカルチャーの栽培・販売を学ぶ。1998年、「土いらずのガーデニング」(ブティック社)監修。天皇杯をはじめ、数々の賞を受賞。世界の植物を日本全国に広めるため、世界11ヶ国の協力農家から輸入。リサイクルコーンの開発等、ハイドロカルチャーの新しい形を常に模索し切り拓いている、有限会社三浦園芸代表取締役。
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