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サンスベリアとは?特徴・育て方と植え替えのポイント

サンスベリアとは?特徴・育て方と植え替えのポイント

サンスベリアは、個性的でたくましい葉の模様と形状が魅力的な植物です。「インテリアのアクセントにサンスベリアを置きたい」と考えている方もいるかもしれません。今回はサンスベリアに興味をお持ちの方に向けて、サンスベリアの特徴や育て方などについて解説します。

INDEX

サンスベリアとは?特徴と花言葉・風水

まずは、サンスベリアの特徴など基本情報をおさらいしましょう。花言葉や風水についても解説します。

サンスベリアの特徴

サンスベリアはキジカクシ科(リュウゼツラン科)に分類される植物で、アフリカや南アジアの乾燥地を原産としています。暑く乾燥した地域の植物であることから、耐暑性や乾燥に強いことで知られています。緑にクリーム色の縦じまが入る個性的な葉の模様が魅力的で、観葉植物として人気があります。

サンスベリアの花言葉・風水

サンスベリアの花言葉は「永久」「不滅」「長寿」「幸福」「開運」などです。丈夫で生命力が強いことから、力強い花言葉が付けられています。風水としてもさまざまな効果があり「健康運を高める」「邪気払い」「集中力を高める」などの効果が期待できます。

サンスベリアの種類

サンスベリアにはさまざまな種類があります。代表的な品種をご紹介します。

・サンスベリア・スタッキー

棒状の細長い葉が印象的なサンスベリアです。個性的な見た目と生育の遅さから、サンスベリアの中でも希少性が高い品種とされています。

・サンスベリア・ゼラニカ

濃いグリーンにゼブラ柄のような特徴的な模様が入ったサンスベリアです。乾燥に強く、水やりの頻度が少なく済むため、初心者に人気のある品種です。

・サンスベリア・ボンセレンシス

濃い緑と縞模様が印象的なサンスベリアです。乾燥に強く、多肉植物を思わせるような太目の葉が特徴。初心者でも育てやすく、観葉植物として人気があります。

サンスベリアの飾り方

サンスベリアの魅力を引き立てるためにも、以下のような方法で飾ってみてください。

1.シンプルな鉢に飾る

サンスベリアの葉の色と形状を引き立てるために、シンプルなデザインの鉢を選びましょう。白や黒、グレーの鉢はモダンな雰囲気を演出します。また、コンクリートや石製のポットは、洗練された印象を与えます。

2.部屋の目立つ位置に配置。スツールや棚で高さを演出する

サンスベリアは、その直立した葉が個性的な植物です。存在感を引き立てるために、壁や家具の角、棚の端など、部屋の中で目立つ位置に配置してみてください。また、人の目線に入る高さに飾ることも大切なため、植物がまだ小さい場合はスツールや棚を利用して高さを出しましょう。

3.サンスベリアをまとめて飾る

異なる種類やサイズのサンスベリアを一緒に配置すると、視覚的なインパクトが生まれます。緑をまとめることで、オシャレでナチュラルな雰囲気を演出することもできます。

4.部屋の隙間に飾る

サンスベリアは細長い形状のため、狭いスペースや隙間でも生き生きと育ちます。本棚の隙間、テレビの横、窓辺など、他の植物が置けないような場所に配置すると、部屋に緑のアクセントを加えることができます。

サンスベリアの基本的な育て方と注意点

サンスベリアは丈夫で、数ある観葉植物の中でも育てやすい植物です。サンスベリアを購入したら、以下の方法で育ててみてください。

サンスベリアの基本的な育て方

1.日当たり

サンスベリアは半日陰でも育ちますが、日光が当たる場所に置くと葉の色がより鮮やかになります。ただし、強い直射日光は葉を傷める可能性があるので注意が必要です。夏場は、直射日光が当たりすぎないように注意しましょう。

2.水やり

サンスベリアは乾燥に強いので、水やりは少なめにしましょう。一般的には、土が完全に乾いたらたっぷりと水を与えますが、土の表面が乾いてから2〜3日後を目安にしてみてください。

3.温度

一般的には15°C以上の温度を好みます。冬場は室内で管理し、霜が降りるような低温を避けてください。

4.肥料

成長期(春から夏)には、1か月に1回程度、観葉植物用の液体肥料を水と混ぜて与えましょう。

サンスベリアを育てる際の注意点

サンスベリアは非常に丈夫で病気になりにくいですが、過湿にすると根腐れを起こす可能性があります。また、スカラベやアブラムシなどの害虫に注意が必要です。水やりは回数を減らしつつ、葉水は毎日与えて害虫の発生を予防しましょう。

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サンスベリアの植え替えのポイントと増やし方

サンスベリアの植え替えや増やし方についても解説します。すぐには必要ない作業ですが、植物の成長に合わせて植え替えが必要になることもあります。念のため把握しておきましょう。

サンスベリアの植え替えのポイント

以下の手順でサンスベリアの植え替えにチャレンジしましょう。

・植え替えの判断基準

サンスベリアは成長が比較的遅いため、植え替えは2〜3年に一度程度で大丈夫です。この他、鉢に対して植物が大きすぎると感じた場合などに検討してみてください。

・植え替えの時期

サンスベリアは春から夏に成長する植物です。植え替え後の成長を促進するためにも、7月頃までには植え替えを完了させましょう。

・植え替えの手順

1.新しい鉢を準備します。現在の鉢より一回り大きなものを選びましょう。排水孔があることを確認し、底石を敷いておきます。

2.サンスベリアを現在の鉢から取り出します。鉢の土ごと植物を取り出し、根に付着した土を払います。

3.根をチェックし、腐ったり、傷んでいる部分があれば、清潔なハサミで切り取ります。

4.新しい鉢に少量の土を入れ、サンスベリアを置きます。周りに新しい土を足して、サンスベリアの根を固定しましょう。ただし、固定のために土を入れすぎたり、強く固めすぎると、水はけが悪くなってしまうので注意しましょう。

・植え替え後の手入れ

植物が新しい環境に慣れるまで水やりを控えめにします。数日後に土の表面が乾いたら、普段通りの水やりを再開しましょう。植え替え直後は、触ったり場所を変えたりすることはせず、環境の変化が少なくなるように注意してください。

サンスベリアの増やし方

サンスベリアを増やす方法はさまざまですが、株分けという方法がおすすめです。植え替えのタイミングに合わせてチャレンジしてみてください。

【挿し木の手順】

1.株を切り取る

植え替えの際に、2〜3株が束になった子株をナイフなどで切り取ります。

2.挿し木の植え付け

子株を、用意した鉢やプランターに植えます。株の根は、鉢の中心部に深さ2〜3cm程度まで挿入します。

3.湿度の高い環境で管理

発根までは、なるべく湿度が高い環境にしましょう。鉢ごと透明なビニール袋などで覆うのがおすすめです。

4.水やり

土が乾いたら、軽く水をあげます。土が常に湿っている状態を保つことが重要です。

5.発根の確認

1〜2ヶ月ほどその状態で育てていくと、新しい葉が出てきます。これが発根した証拠です。このタイミングでビニール袋を外して、通常の育て方に切り替えましょう。

まとめ

丈夫で見た目も美しいサンスベリアはインテリアのアクセントとして人気の観葉植物です。初心者でも育てやすい植物のため、インテリアが少し物足りない、インテリアのアクセントが欲しいという方は、今回ご紹介した内容を参考にぜひサンスベリアを選んでみてください。

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