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シマトネリコとは?特徴・育て方と植え替えのポイント

シマトネリコとは?特徴・育て方と植え替えのポイント

シマトネリコは、台湾・中国・インドなどを原産とする植物です。小さな葉が密に生い茂るのが特徴で、鮮やかな緑も魅力的です。丈夫で育てやすいため、観葉植物として部屋に置きたいと考えている方もいるでしょう。今回は、シマトネリコの特徴や育て方について解説します。

INDEX

シマトネリコとは?特徴と花言葉・風水

まずは、シマトネリコの植物としての特徴、花言葉や風水について解説します。

シマトネリコの特徴

シマトネリコは、モクセイ科トネリコ属の植物です。耐暑性に優れており、耐寒性もあるため一年を通して育てやすい植物として知られています。庭木として育てられることが多いですが、鉢植えももちろん可能。インテリア用の観葉植物としても人気があります。

シマトネリコの花言葉・風水

シマトネリコの花言葉は「偉大」「高潔」「荘厳」などです。北欧神話にも登場することで知られ、神聖な植物という側面があります。風水としては「家族運を上げる」「邪気払い」の効果があるとされています。

シマトネリコの飾り方

シマトネリコは飾り方によって印象が大きく変化します。シマトネリコの魅力をより引き立てるためにも、飾り方を工夫してみてください。

・シマトネリコにあったカラーの鉢に飾る

シマトネリコは鮮やかな緑が魅力的な植物です。白・黒・グレーなどのカラーと相性が良く、このようなカラーの鉢に飾ることでシマトネリコの魅力を引き立ててくれます。

・サイズ違い・種類違いで植物をまとめて飾る

サイズが異なるシマトネリコを一箇所にまとめて飾ると統一感が生まれ、美しく飾ることができます。また、種類の違う植物を複数まとめて飾るのもおすすめで、シマトネリコをシンボルツリーとして周辺に異なる植物を配置すれば、よりシマトネリコの魅力を引き立てることができるでしょう。

・スツールに飾る

小型・中型の場合、スツールなどに飾り高さを出すのがおすすめです。床に直置きすると人の目線に植物が入りづらく、印象が薄くなってしまいます。シマトネリコを飾る際には、スツールを利用して高さを出しましょう。また、テーブル・棚などに飾るのもおすすめです。

シマトネリコの基本的な育て方と注意点

シマトネリコを購入後、「どうすれば上手に育つのだろう」と疑問を感じている方もいるかもしれません。ここでは、シマトネリコの基本的な育て方と注意点について解説します。

シマトネリコの基本的な育て方

以下の方法でシマトネリコの置き場所を決めて、お手入れをしてみてください。シマトネリコは非常に丈夫なため、初心者の方でも安心して育てることができます。

・日当たり

シマトネリコは日光を好む植物ですが、半日陰でも十分に育てることができます。レースのカーテン越しに日光が届く場所に飾りましょう。

・水やり

土の表面が完全に乾いたら水やりをしましょう。水やりは鉢底から水が出るくらいたっぷりと与えてください。なお、鉢皿に溜まった水はそのままにせず、必ずその都度捨てるようにしましょう。

・用土

水はけの悪い土を使うと水やりの度に根が水浸しになってしまい、根腐れを起こす可能性があります。シマトネリコを育てる際には、なるべく水はけの良い土を用意してください。

・肥料

肥料は、4〜10月の間に与えましょう。肥料の与え方は、緩行性の化成肥料を与える場合は2ヶ月に1回の頻度で鉢の縁に置き、液体肥料を利用する場合は10日に1回の頻度で水やりと合わせて与えてみてください。

シマトネリコは冬にも強い植物

シマトネリコは、耐寒性に優れており冬越しが比較的簡単な植物です。-3℃以下にならない限りは元気に育つため、室内であれば問題なく冬越しができるはずです。ただ、冬場は成長が鈍化するため、水やりの頻度だけ春〜秋の時期よりも抑えてください。土の表面が乾燥してから2〜3日を目途に、水やりをしましょう。

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シマトネリコの植え替えのポイントと増やし方

最後にシマトネリコの植え替えと増やし方についてご紹介します。シマトネリコが大きく育ってきたら、検討してみてください。

シマトネリコの植え替えのポイント

以下の方法で植え替えにチャレンジしてみてください。

・植え替えの判断基準

「鉢に対して植物が大きすぎる」「購入から2年ほど経過している」といった場合は植え替えを検討しましょう。

・植え替えの時期

植え替えは通常春(4月〜5月頃)に行うのが最適ですが、根が鉢からはみ出してきたり、成長が停滞している場合などは、植え替えのタイミングを早めることもあります。

・植え替え方法

1.植え替える新しい鉢は、今の鉢より一回り大きなものを選びましょう。排水孔があることを確認し、底石を鉢の底に敷きます。

2.シマトネリコを鉢の土ごと取り出します。鉢から抜けたら、付着した土を払い落します。根に多少の土が残っていても問題ありません。

3.鉢から出したシマトネリコの根を確認し腐ったり、傷んでいる部分があれば、清潔なハサミでカットします。また、根が長すぎる場合は少しカットしましょう。

4.新しい鉢に少量の土を入れて、シマトネリコを置きます。その後、周りに新しい土を足し、軽く押さえつけて固定します。根元を深く埋めすぎないように注意しましょう。

・植え替え後の手入れ
植え替えた直後は、水やりを控えめにします。植え替えによるストレスから植物を守るためです。数日後に土の表面が乾いたら、普段通りの水やりを再開します。

シマトネリコの増やし方

シマトネリコは挿し木という方法で増やすことができます。自分で株を増やしてみたいという方は、試してみてくださいね。

【挿し木の手順】

1.挿し木の準備

シマトネリコから健康そうな枝を選び、切り取ります。一般的には、枝の先端から数センチメートルのところを切ります。この時、葉は下2〜3枚だけ残しておき、その他は取り除きます。

2.挿し木の処理

切り口を乾燥させた後、挿し木用の発根剤につけると、発根が早まります。発根剤は園芸店で手に入ります。

3.挿し木の植え付け

発根剤をつけた挿し木を、用意した鉢やプランターに植えます。挿し木は、鉢の中心部に深さ2〜3cm程度まで挿入します。

4.管理

挿し木は、暖かく湿度の高い環境を好みます。鉢を透明なビニール袋などで覆って湿度を保つと良いでしょう。また、直射日光を避け、明るい場所で管理します。

5.水やり

土が乾いたら、軽く水をあげます。土が常に湿っている状態を保つことが重要です。

6.発根の確認

1〜2ヶ月ほどすると、新しい葉が出てきます。これは発根した証拠です。新しい葉がしっかりと出てきたら、ビニール袋を取り除きます。

まとめ

耐寒性・耐暑性・耐陰性に優れたシマトネリコは室内で育てるのにぴったりな植物です。丈夫で長持ちするため、初心者の方でも安心して育てることができます。観葉植物を育ててみたいという方は、ぜひシマトネリコを選んでみてください。

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