マドカズラは、大きな波形と葉に穴が空いた形状が個性的な観葉植物です。その個性的な見た目に惹かれ「観葉植物として部屋に飾りたい」と考えている方もいるのではないでしょうか?今回は、マドカズラの特徴や育て方などについて詳しくご紹介します。
マドカズラとは?特徴と花言葉・風水
まずは、マドカズラの特徴・花言葉・風水などの基本情報について解説します。
マドカズラの特徴
マドカズラは、サトイモ科モンステラ属に分類される植物で、原産地は中央アメリカです。耐暑性・耐陰性に優れており、室内でも育てやすい植物です。ただ、耐寒性は弱いため、冬越しには少し注意が必要。
マドカズラの花言葉・風水
マドカズラの花言葉は「壮大な計画」「献身」「深い関係」などがあります。風水としては健康運を高める効果があるとされている他、幸運を引き寄せる植物としても知られています。
マドカズラの飾り方
飾り方を工夫することで、マドカズラの魅力をより引き立てることができます。ここでは、飾り方のコツをご紹介します。
・テーブル・棚・スツールで高さを出す
テーブル・棚などのある程度の高さがある位置に置くことで、マドカズラをより目立たせることができます。テーブルや棚に置く場所がない場合は、スツールを用意して、その上に飾ってみてください。
・複数の植物と合わせて飾る
マドカズラをメインに、形・色・大きさ・長さが異なる複数の観葉植物をまとめて飾るのもおすすめです。隙間がないように、密集して飾ることで小さなジャングルのような雰囲気を演出でき、空間をよりナチュラルにできます。
・鉢カバー・雑貨などの小物とコーディネートする
マドカズラの鉢に好みの鉢カバーを使ったり、雑貨や小物とコーディネートして飾ることでオシャレなカフェのような雰囲気になります。植物だけでなく、カバーや小物と一緒にインテリアコーディネートを楽しんでみてください。
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マドカズラの基本的な育て方と注意点
「マドカズラを育てたいけど、弱らせてしまったらどうしよう」と不安を抱えている方もいるかもしれません。ここでは、マドカズラの基本的な育て方と注意点について解説します。
マドカズラの育て方
マドカズラを育てる際には以下のポイントを押さえて手入れをしましょう。
・日当たり
マドカズラは日陰では弱りやすく、日光を浴びすぎると葉焼けを起こすため、適度に日光が届く半日陰に飾るのがおすすめです。窓から離れた場所でも比較的よく育ちます。
・水やり
土の表面が完全に乾いてから水やりをしましょう。水やりは鉢底から水が出るくらいたっぷりと与えましょう。
・温度
マドカズラは寒さに弱いため、5℃以下にならないように室温を調整してください。冬場は、温度が下がりやすい窓際には置かないようにするとよいでしょう。
・肥料
春から夏にかけての成長期間中は、月に1回程度の頻度で肥料を与えると良いでしょう。
冬越しの注意点とマドカズラの毒性
マドカズラは寒さに弱いため、冬越しには注意が必要です。「5℃以下にならない場所で管理する」「水やりの頻度を減らす(土の表面が完全に乾いてから3日後など)」「肥料は与えない」などのポイントに注意してみてください。また、マドカズラは口に入れると健康被害を起こすことがあります。小さい子どもやペットがいる場合は、置き場所などに注意してください。
マドカズラの植え替えのポイントと増やし方
マドカズラの植え替えと増やし方についてご紹介します。植え替えや増やすタイミングになったら、以下の方法を参考にしてみてください。
マドカズラの植え替えのポイント
マドカズラの植え替えの判断基準や時期、具体的な手順をご紹介します。
・植え替えの判断基準
「鉢に対して植物が大きく、窮屈な印象がある」「購入から2年以上が経過している」といった場合は植え替えを検討しましょう。植え替えをすることで、根詰まりなどのトラブルを防ぐことができます。
・植え替えの時期
マドカズラは春から秋にかけて成長する植物です。植え替え後の成長のことを考えると、成長期に入ってからなるべく早めの時期、具体的には5〜7月頃を目途に植え替えを行いましょう。
・植え替えの手順
1.現在の鉢より一回り大きな鉢を準備します。必ず鉢底に穴が空いているかを確認しましょう。
2.マドカズラを土ごと鉢から取り出し、根に付着した土を払います。根を引っ張りすぎないように注意しましょう。
3.根の状態を確認して、腐ったり傷んで変色している部分があればハサミで切り取ります。また、長すぎる根もカットしましょう。
4.鉢底に石と少量の土を入れ、その上にマドカズラを置きます。上から2〜3cmを目安に土を足していき、マドカズラの根を固定します。土を入れすぎたり、強く固めすぎないように注意しましょう。
・植え替え後の手入れ
植え替え後は、植物が弱りやすいタイミングです。新しい環境に慣れるまでは、水やりの量を抑えましょう。また、触ったり、場所を頻繁に変えたりしても弱りやすいため、なるべく同じ場所で管理しましょう。約1週間ほど経ったら、通常の水やりを行ってください。
マドカズラの増やし方
マドカズラは「挿し木」という方法で増やすことができます。マドカズラを増やしたいという方は、ぜひ以下の方法でチャレンジしてみてください。
1.挿し木の準備
健康なマドカズラから10〜15cmのほどの長さの茎を選び、清潔なナイフで切り取ります。
2.余分な葉を切り取る
水分や栄養が葉に取られないように、上部の2〜3枚を残して葉を取り除きます。
3.鉢に植え込む
観葉植物用の培養土を鉢に入れて、そこに剪定したマドカズラを植えこみます。土を軽く押さえて固定し、水やりを行います。
4.鉢の管理
挿し木をした鉢は、日光が当たらない明るい場所に置きます。土が乾いたら適度に水をあげ、湿度を保つようにします。ビニール袋などを被せて、水分の蒸発を防ぐのもおすすめです。
5.発根を確認する
2〜4週間程度で根が出て、挿し木が自立するようになります。挿し木を軽く引っ張り抵抗感があれば、根が発生している証拠です。
6.通常の管理
発根が確認できたら、通常の管理に移行します。ご紹介した基本の育て方を参考にマドカズラを育てましょう。
まとめ
大きな葉形と葉に穴が空いた独特な模様が印象的なマドカズラ。初心者でも比較的簡単に育てることができ、個性的な雰囲気でインテリアのアクセントにもぴったりです。マドカズラを育ててみたいという方は、今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてみてください。