Contents

plants magazine

インテリアに映える!おしゃれな鉢&鉢カバーで観葉植物を飾ろう

インテリアに映える!おしゃれな鉢&鉢カバーで観葉植物を飾ろう

ひとつ部屋に置くだけで居心地の良い空間に変わる観葉植物は、インテリア・グリーンとして親しまれています。個性的な葉や樹形の観葉植物をよりおしゃれに飾るのであれば、鉢(容器)にもこだわりたいところですよね。

しかし、なかなか自分好みのものや、インテリアに合うものが見つからないという方や、そもそもどういった鉢を選べば良いのかわからないという方が多いようです。そこで今回は、観葉植物をセンスよく見せる鉢(容器)の選び方や、飾り方のコツまで詳しく解説します。

INDEX

観葉植物の鉢の選び方

観葉植物を入れる植木鉢はまず素材、大きさの2点から探しましょう。土で植物を育てる場合は、用土の水はけや空気の入りなどに配慮しなければいけません。そのため、底に穴が開いた植木鉢ないし器であること、そして水の受け皿を一緒にセットすることが必須条件です。

素材で選ぶ

植木鉢の素材はさまざまで、同じ大きさでも重さ、形、そして土の乾燥スピードに違いがあります。育てている観葉植物によって、置き場所や乾燥耐性など生育条件が異なるので、タイプに合わせて植木鉢を選びましょう。初心者の方であれば、乾燥スピードが速く、酸素を十分に取り込み、植物にとって良い生育環境をつくる「素焼鉢」をまず選ぶのがおすすめです。ほかにもガーデニングなどで、使用される代表的な容器をご紹介します。

容器の種類 素材 メリット デメリット
素焼鉢(テラコッタ鉢) 粘土 壁面が水を吸収して乾燥させる(通気性、吸水性、排水性に優れる)  
陶器鉢 粘土+釉薬 デザイン性は高い。
インテリア向き。
素焼鉢に比べると通気性や排水性は劣る。
プラスチック鉢(スリット鉢) プラスチック 安価で軽量。 通気性・排水性は劣る。
見た目が安っぽい。
木製鉢、木製プランター 排水性や通気性に優れ、屋外での栽培向き。 壊れやすい、経年劣化で割れる。
ブリキ缶 スズ(金属)+メッキ加工 鉄よりも錆びにくい。
アンティークな雰囲気にぴったり。
通気性・排水性なし。
底に穴を空ける対応が必要。

大きさ・高さで選ぶ

観葉植物をおしゃれに飾るには、植物の根鉢(植物を抜いたときに根と用土がひとかたまりになった状態のもの)と同じくらいか、少しだけ大きめの鉢を選びましょう。鉢が大きすぎると不格好に見えてしまいます。

植木鉢は号数があるため、購入する際は根鉢の寸法を事前に測っておきましょう。根鉢の寸法を測る際は、元の鉢に植えた状態で、鉢の厚みを考慮しながら、根鉢表面の直径・高さ・底部分の直径を測ります。鉢のサイズによって、飾る場所も自ずと決まるため、以下の表をご参考ください。

  鉢のサイズ 特徴 置き場所
大型 8号(直径24cm)以上 ・存在感がある ・リビングや玄関、寝室などの床に
中型 5~7号(直径15~21cm) ・ワンルームでも飾ることができる ・出窓や床など
小型 3~4号(直径9~12cm) ・さまざまな場所に飾ることができる
・狭い部屋でも植物同士のコーディネートを楽しめる
・テーブルや棚には置き型
・窓辺、壁にはハンギングタイプ

飾る空間に合わせる

観葉植物は生き物なので、育てるうえで植木鉢の機能性はもちろん考慮しなければいけませんが、せっかく飾るのならインテリアに合ったデザインを選びましょう。

木目が見えるウッドの家具が多い部屋であれば、テラコッタ鉢やウッドプランターがなじみます。釉薬の具合によって温かな表情を見せる陶器製は北欧風、和風の部屋にもぴったりです。モノトーンで統一した部屋やインダストリアル系には、同じモノトーンの角ばった植木鉢、もしくはブリキやコンクリート製のものも合うでしょう。

鉢カバーも利用しよう

鉢の実用性と見た目の好みがどうしても合わないときってありますよね。そんなときは「鉢カバー」もおすすめです。鉢カバーとは、その名の通り鉢の周りを覆うもので、インテリア性だけで選ぶことができます。麻製の袋状のもの、ラタン製のカゴ風のもの、ブリキ製の箱型、ウッドプランターなど素材や形状はさまざまで、季節によって表情を変えてみてもよいでしょう。

サイズは植木鉢が入ることを想定して、一回り大きいものを選ぶのが基本です。植木鉢と違って底に排水用の穴がないので、水受け皿をセットするか、水やりの際は逐一取り出すようにしましょう。

「&Green」の観葉植物は器を選ばない!

おしゃれな鉢選びは、自分好みのインテリア・グリーンに仕上げる楽しみのひとつですが、機能性やサイズ感を考慮しながら探すのはなかなか手間でもあります。そこでおすすめしたいのが、水で育てる「&Green」の観葉植物です。その特徴をご紹介しましょう。

水で育てるから管理が簡単

「&Green」は土ではなく、水だけで育てる観葉植物です。苗には、植物の育成に適した「パフカル」というスポンジが密着しており、ほぼ均一に水分と空気のバランスを保持してくれます。土の水はけや通気性を気にしなくても良いので、植物専用の鉢や水の受け皿を準備しなくてもOK!

水やりのタイミングも、器の水がなくなったら注ぐだけでOKなので、わかりやすく手軽に管理できます。植物とパフカルが密着しているので、万が一容器ごと倒しても、こぼれた水を拭くだけなのでお掃除が簡単に済みますよ。

コンパクトサイズで移動も楽々

水耕栽培で育てる植物は一般的にコンパクトなサイズ感なので、日陰に強い品種であれば、窓から離れた台所、棚の上など部屋のちょっとしたスペースに飾ることができます。持ち運びも簡単なので、生長具合や状態に合わせて置き場所を変えたり、ベランダに出して数時間だけ日光浴をさせたりしてもOK。どこでも簡単に移動して飾ることができるのは、水耕栽培である「&Green」ならではの魅力です。

器を自由に選べる

土を使わずに育てる「&Green」は、自宅にあるグラスやカップ、キャニスターなどの空き容器に水を入れて、パフカルごと植物をセットするだけで、すぐに飾ることができます。もちろん、容器の上から鉢カバーを利用することも可能です。

「&Green」はパフカル1個(1苗)あたりのサイズが、水を含んだ状態で高さ約7㎝、上部幅約3㎝のため、マグカップにすっぽり入るサイズ感です。複数種類で寄せ植えをする場合は、一回り大きい、高さ9~11㎝、上部直径9~11㎝の器を選びましょう。

「&Green」をおしゃれに飾れる鉢&鉢カバーは?

「&Green」はパフカルが植物の育成環境を整えてくれるので、容器は実用よりも見た目を重視して選ぶことができます。ではどのような器ならおしゃれに飾ることができるのか、実際のコーディネート例とともにご紹介いたします。

マグカップ

マグカップはパフカルをすっぽり包むサイズ感なので、「&Green」の容器にぴったりです。間口が広ければ、苗を複数入れて寄せ植えもできます。普段使わずに棚の奥に眠っているものを有効活用するチャンスです。

ミントティーグラス

コンパクトなサイズ感に、独特な形状、飾り模様がついたミントティーグラスは「&Green」を入れるだけで、おしゃれに!苗を1つ入れるのにぴったりのサイズです。 日光が差す窓辺に複数並べてみると、水と模様がキラキラと輝き、空間を華やがせてくれますよ。

キャニスター

調味料などの整理に使用していたキャニスターは間口が広く、寄せ植えにぴったりです。蓋も外さずに飾っておくと、ほかの容器とは違った景観を楽しめます。

空き瓶(ジャー)

おしゃれな瓶やジャーは、ラベルを外して保管しておくのが吉。シンプルな器は葉や樹形を際立たせてくれるほか、どんな空間にもマッチします。外側をガラスペイントしたり、マクラメ編みでつくったオリジナルの鉢カバーをつけたり、さまざまなアレンジを楽しめるのも魅力です。

ビーカー

フラスコやビーカーに入れて一緒に並べると、まるで実験室のようなインダストリアルな雰囲気に。口が小さいものでも持っておくと、剪定時に切り落とした茎を挿し木にして楽しめます。

ツールボックス

使わなくなったペン立て、ツールボックスやオーガナイザーを器や鉢カバーに利用すると、人気のブルックリンスタイルや西海岸風のインテリアにもマッチ。リモートワーク中でもデスクの上にちょこんとグリーンがあると、リフレッシュできそうです。

フラワーベース

切り花や枝を入れるフラワーベースも、パフカルを取り出しやすい広さの間口であれば、「&Green」の容器に利用できます。ガラス製、陶器製、金属製、異素材ミックスなど、デザインは幅広く、インテリアショップやフラワーショップでも簡単におしゃれなものが手に入るので探してみましょう。

陶器製の器

美術品から毎日使う食器まで、さまざまな用途に使われている陶器は、もちろん植物を入れる鉢もあり、種類や色、デザインが豊富です。表面の釉薬次第でシックにも、ナチュラルにも、モードにも空間を演出できます。底穴が開いている植木鉢は鉢カバーとして使用しましょう。

自然素材の容器

ラタン、バンブー、パインなどなど、自然素材を使用した鉢や鉢カバーは優しい佇まいで、ほかにはない温かみがあって人気です。ただし水分には弱く、環境次第では変色やカビが発生してしまうので、土を用いない「&Green」を入れる場合には、鉢カバーとして利用しましょう。

まとめ

観葉植物をよりおしゃれに飾ることができる器。「&Green」はパフカルごと苗を入れ替えるだけで、簡単に容器を変更できるので、模様替えの手間もかかりません。また棚で眠っていた容器をおしゃれに有効利用できるチャンスでもあります。

今度の休日は、お片付けのついでに観葉植物の鉢を見直してみませんか。リビングルームや寝室、キッチンなど飾る場所の雰囲気に合ったものが見つかれば、より鑑賞時間が豊かなものになりますよ。ぜひいろいろ試してみてくださいね。

おすすめの記事

観葉植物の寄せ植えとは?基本から注意点、おすすめのレイアウトまで解説!
plants magazine
観葉植物の寄せ植えとは?基本から注意点、おすすめのレイアウトまで解説!
初心者でも簡単!育てやすいおすすめの観葉植物の種類9選
plants magazine
初心者でも簡単!育てやすいおすすめの観葉植物の種類9選
小さいから育てやすい。ミニ観葉植物おすすめの種類をご紹介!
plants magazine
小さいから育てやすい。ミニ観葉植物おすすめの種類をご紹介!