Contents

plants magazine

サイズ別に解説!初心者にぴったりの育てやすい観葉植物おすすめ15選

サイズ別に解説!初心者にぴったりの育てやすい観葉植物おすすめ15選

観葉植物は、日々の生活に「癒し」と「安らぎ」を与えてくれるインテリアアイテムです。 おしゃれな人の家には必ずと言っていいほど観葉植物がありますよね。ただ、「あこがれはあるけど枯らせてしまうのが心配で手を出せない」という方もいるかもしれません。また、種類が多いのでどれを選んでいいかわからないという側面も。今回は、初心者にぴったりのおすすめの観葉植物15選をご紹介します。

INDEX

観葉植物を選ぶ際のポイント

まずは観葉植物を選ぶ際に最低限押さえておきたいポイントについて解説します。

日当たり

まずは、観葉植物を置く部屋の日当たりを確認しましょう。観葉植物には、日光を好むタイプ、半日陰を好むタイプ、耐陰性のあるタイプがあり、このような性質に合わせて環境を整える必要があります。部屋の日当たりに合わせて選ぶことで、観葉植物を育てやすくなります。

置き場所

観葉植物の置き場所についても確認しましょう。部屋の入り口付近なのか、棚の上なのか、家具と家具の間なのか、ハンギングで吊るして飾るのかなど、置き場所に合わせて観葉植物のサイズや種類を選びましょう。

観葉植物のサイズ

観葉植物には大きく分けて以下のようなサイズがあります。

・3~4号(Sサイズ※約9センチ~12センチ)

3~4号のSサイズは、観葉植物の中でももっとも小さいタイプです。デスクや棚の脇、キッチンなど、置く場所を選ばずに取り入れることができます。他のインテリアアイテムとコーディネートしたり、複数の観葉植物を並べて陳列したり、飾り方のバリエーションが多いのもメリットです。

・5~6号(Mサイズ※約15センチ~18センチ)

5~6号のMサイズは、Sサイズよりも一回り大きいタイプです。インテリア全体への影響も大きく、種類を変えると室内の雰囲気が変わることも。観葉植物を置く楽しさや喜びをより実感できる大きさです。

・8号以上(Lサイズ※24cm以上)

8号以上のLサイズは、観葉植物の中でももっとも大きなタイプです。テーブルやソファーといった大型のインテリアと同じような存在感があり、個性的なインテリアを演出できます。

手入れが簡単かどうか

手入れが簡単かどうかは、初心者が観葉植物を選ぶ際に重要視したいポイントです。外出や外泊が多い方は特に、手入れが簡単なタイプだと育てやすいでしょう。

水やりの方法

土で育てる観葉植物の場合「土全体が乾燥してから水やりをおこなう」が基本です。中には「水やりは毎日おこなうもの」というイメージがある方もいるかもしれませんが、毎日おこなう必要はありません。また、多少水やりをし忘れてもすぐに枯れるわけではないため、そこまで神経質になる必要もないのです。

では、どのくらいの頻度で水やりをするのがよいのでしょうか?その答えは、「土の表面だけでなく土の内側まで乾燥してから」です。土の内側の湿気の確認方法はさまざまですが、以下のような方法が代表的です。

・割りばしなどの棒を使った方法

割りばしを土中に差し込んでから抜き、土が付着していないかどうかを確認。割りばしに土が付着していなかったら、土の内側まで乾燥している。

・土壌水分計を使った方法

市販の土壌水分計を土に差込み、メモリから土の乾燥具合を確認する。

これらの方法で土の乾燥が確認できたら水やりをおこないます。室内の観葉植物の場合は、鉢の下に水の受け皿をセットし、鉢全体が湿るように水を回しかけます。鉢の底から水が出てくるまで水をかけましょう。また、種類によっては葉っぱに霧吹きで水を与える「葉水」が必要です。植物の乾燥や害虫の発生を抑える効果もあるので、水やりと合わせておこないましょう。

土を使わない観葉植物も

観葉植物の中には土ではなく水だけで育てられる商品もあります。お気に入りの容器に観葉植物を入れ、水を注ぐだけでOK。水がなくなったら、注ぎ足すだけで良いので初心者におすすめ。観葉植物を枯らすのが怖いという方は、このようなタイプも選択肢に入れてみてください。

【水だけで育てる&Greenとは?】

&Greenは、土を使わず水だけで育てることができるため、お手入れが簡単で育てやすい観葉植物です。水が少なくなったら注ぎ足すだけなので水やりのタイミングが分かりやすく、土を使わず清潔に楽しめるので、初心者にもぴったり。器も家にあるお気に入りのグラスやカップなどが使えてアレンジ自在です。
販売サイト &Green

3~4号(Sサイズ)のおすすめの観葉植物5選

初心者におすすめの3~4号(Sサイズ)の観葉植物を紹介します。

パキラ

パキラは存在感のある太くしっかりとした幹と5枚の葉が印象的な植物です。葉数が多くないためスタイリッシュな印象があり、どのようなインテリアにも自然に馴染んでくれます。パキラの花言葉は「勝利」で別名は「発財樹(Money tree)」。お金をもたらす幸運の木という意味があり、勉強机や仕事机に飾るのが良いかもしれません。耐寒性はやや低いものの耐暑性が強く、日陰でも育つため初心者におすすめ。日光が届きづらい室内でも取り入れやすいといえるでしょう。

ポトス

ポトスはつる性多年草の植物です。つるを伸ばして成長するのが特徴で、地面を這うように横に伸ばす、支柱を使って上に伸ばす、吊るして飾って下に伸ばすなど、さまざまな楽しみ方ができます。下に成長させると葉が大きくならず、幼葉の形のまま草姿を美しく保てます。寒さには多少弱いものの暑さに強く、日陰でも育つのがポイント。多湿を好むので葉水が必要ですが、初心者でも育てやすいといえます。花言葉は「永遠の富」「華やかな明るさ」「長い幸」で、風水としては金運を上げてくれるとされています。

アジアンタム

アジアンタムはたくさん生い茂った薄く小さい葉が特徴的な植物です。儚く可愛らしい雰囲気が印象的で、インテリアの雰囲気を優しく和らげてくれます。花言葉は「天真爛漫」「繊細」で、風水としては調和やリラックスといった効果があるとされています。多湿を好むため、こまめに葉水を与える必要がありますが、日陰でも育つため日光が十分に届かない室内でも育てることができます。とはいえ健康な成長のためには日光が必要なため、日中は窓際に置くなどの工夫をしましょう。また、耐寒性がやや弱いため、冬場の屋外は避けた方がよいでしょう。

アイビー

アイビーはつる性の植物です。丸みのあるハート形や星型の葉が印象的で、つるをぐんぐん伸ばしながら成長していきます。支柱や針金で上方向に伸ばしたり、ハンギングでツルを枝垂れさせたりすると個性的でオシャレな雰囲気が演出できます。花言葉は「誠実」「友情」「結婚」「永遠の愛」「不滅」で、風水としては邪気払いの効果があるとされています。生命力が強く、初心者でも育てやすいのが特徴。室内でも育ちますが日当たりの良い環境を好むので、適度に窓から日光が届く場所に飾りましょう。

ペペロミア

ペペロミアはコショウ科サダソウ属の植物です。熱帯を思わせる濃い緑が魅力で、葉が小ぶりなため小鉢で楽しむことができます。「ホープ」「アングラーダ」など、ぺペロミアには1,000を超える種類があり個性もさまざま。ぺペロミア全体の花言葉は「片想い」「つやのある」「可愛らしさ」で、風水としてはリラックス効果、恋愛・健康運を高めるとされています。好みに合わせて選ぶのも楽しい観葉植物です。直射日光が苦手なため窓際などを避ければ育てやすく、初心者にもおすすめです。また耐寒性もやや弱いため、屋外よりも屋内で育てるのがよいでしょう。

5~6号(Mサイズ)のおすすめの観葉植物5選

初心者におすすめの5~6号(Mサイズ)の観葉植物を紹介します。

モンステラ

モンステラはサトイモ科モンステラ属の観葉植物です。深い切れ込みや穴がある独特な葉形が特徴で、インテリアでも存在感を発揮します。迫力のある大きな葉っぱも魅力的で、インテリアのアクセントになります。花言葉は「嬉しい便り」「壮大な計画」で、風水としては金運を引き寄せる効果があるとされています。耐陰性があり屋内でもしっかり育てることができます。直射日光は苦手で、葉やけを起こしてしまうので、レースのカーテン越しに日光をあててあげましょう。株が大きなものは乾燥にも強く、比較的チャレンジしやすい観葉植物です。ただし耐寒性が弱いため、なるべく温かい場所で育てるようにしましょう。

ミリオンバンブー

ミリオンバンブーは円筒状で竹のような形状が特徴の観葉植物です。開運・金運を呼ぶ植物とされており、富貴竹や開運竹、万年竹といった別名も。花言葉は「長寿」「幸福」「開運」で、風水としては邪気払い・リラックスなどの効果があるとされています。耐暑性が強いものの、耐陰性・耐寒性が弱く、日光が届きやすくかつ温かい場所で育てる必要があります。インテリアとしてミリオンバンブーを取り入れる場合は、育てる環境に注意しましょう。特に冬場は枯れやすいため注意が必要です。

ドラセナ・コンシンネ

ドラセナ・コンシンネは、薄く繊細な葉っぱと、葉に色づく鮮やかな緑と赤紫色が魅力的な観葉植物です。耐陰性があり乾燥にも強いため室内でも育てやすく初心者にもおすすめです。ドラセナ属は「幸福」、コンシンネは「真実」という花言葉を持っており、風水としては、生長、発展、成功によい影響があるとされており、縁起の良い植物としても知られています。家族や恋人へのプレゼントにもおすすめの観葉植物です。

トックリラン

トックリランは「徳利(とっくり)」のように膨らんだ幹が特徴的な観葉植物です。細長く渦のように育つ葉っぱも個性的でインテリアの雰囲気をオシャレにしてくれます。花言葉は「多くの才能」で風水としては、「子宝」「金運」などの効果があるとされています。幹の部分に水分を溜め込むため乾燥に強いのが特徴で、初心者でも比較的簡単に育てることができます。背丈が大きくなるには時間がかかるため、Mサイズでも設置スペースをそこまで大きくとる必要はありません。ただ、耐寒性がやや弱いため、最低5℃以上の環境で育てることが望まれます。

ゴムの木

ゴムの木は、美しいラインの幹と楕円形で鮮やかな緑色の葉っぱが魅力的な観葉植物です。Mサイズでも十分な存在感があり、空間のシンボルツリーとして飾るのもおすすめです。そんなゴムの木の花言葉は「恋愛運」「仕事運」「金運」 「永遠の幸せ」で、風水としては恋愛運や金運をあげる効果があるとされています。日当たりの良い場所を好むため、窓際などの日光が当たりやすい場所で育てましょう。また、やや寒さにもやや弱く、5℃以下にならない環境に置くのがおすすめです。

8号以上(Lサイズ)のおすすめの観葉植物5選

初心者におすすめの8号(Lサイズ)の観葉植物を紹介します。

オーガスタ

オーガスタはバショウ科ゴクラクチョウカ属の観葉植物です。バナナの葉のような肉厚で大きな葉っぱが特徴で、トロピカルな印象が魅力的。Lサイズのオーガスタは存在感が抜群で、インテリアを南国のような雰囲気にしてくれます。そんなオーガスタの花言葉は「輝かしい未来」「あたたかい心」で、風水としてはリラックスのほか、円満な人間関係や金運アップ、厄除けの効果があるとされています。 丈夫で枯れにくいのが特徴で、耐陰性もあるから室内でも育てやすいのもポイント。なるべく日光が当たりやすい場所で、5℃以下にならない環境であればどこでも育てることができます。葉が傷んでしまうため、夏場は特に直射日光が当たらない場所に飾りましょう。

アレカヤシ

 

 

アレカヤシは、ヤシ・ソテツ類の観葉植物です。レストランやホテルのロビーなどによく飾られており、放射線状に茂る葉が特徴です。明るく淡い緑が魅力的で、ひとつ置くだけで南国のような開放的な雰囲気にしてくれます。花言葉は「勝利」「元気」などで、風水としては緊張を解きほぐし、気持ちをリラックスさせてくれる効果があるとされています。 耐暑性に優れた植物ですが、南国育ちのため寒さにはあまり強くありません。10℃以下になるとどんどん元気がなくなるため、なるべく温かい場所で育てましょう。直射日光の当たらない、明るい半日陰の場所に飾るのがおすすめです。

フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータはクワ科フィカス属の観葉植物です。ハートの形をしたかわいらしい葉っぱが魅力的で、Lサイズとなると存在感も抜群。ひとつの鉢を飾るだけでインテリアをナチュラルな雰囲気にしてくれます。花言葉は「永久の幸せ」「夫婦愛」で、風水としては「調和」と「愛」をつかさどるとされており、南や西側に飾ることで運気を上げるとされています。耐寒性が弱く、耐暑性に強い野が特徴で、室内でも問題なく育ちます。耐陰性が強いわけではないため、レースのカーテン越しに日光が入ってくる窓際、午前中のみ直射日光が入ってくる場所に飾りましょう。

サンセベリア

サンセベリアはスズラン亜科ドラセナ属の観葉植物です。縞模様の大きく長い葉っぱが特徴で、個性的でオシャレな雰囲気が魅力。非常に丈夫で乾燥に強く、初心者でも育てやすい植物です。ホルムアルデヒドといった有害物質を吸収・分解する性質があり、植物の中でも特に空気清浄効果が高いのもポイント。美しい見栄えだけでなく、室内の環境を良くする効果も期待できます。花言葉は「永久」「不滅」「長寿」「幸福」「開運」で、風水としては邪気を払ったり、集中力を高める効果があるとされています。ただし湿度に弱いため、なるべく風通りの良い場所に飾るのがおすすめです。

ベンジャミン・バロック

ベンジャミン・バロックは、クワ科フィカス属の観葉植物です。くるくるとカールした葉を茂らせるのが特徴で、個性的なオシャレな雰囲気を演出してくれます。花言葉は「信頼」「融通の利く仲間」「家族の絆」「夫婦の愛」で家庭に飾るのにぴったり。風水では、「仕事運」「家族運」「恋愛運」を引き寄せてくれるとされています。 ベンジャミン・バロックは耐暑性に強い植物です。ただし寒さには少し弱いので、冬場は10℃以下にならない場所に飾るのがよいでしょう。葉焼けの原因になるため直射日光は避けて、カーテン越しに日光があたる場所など、日当たりのよい場所に置くのがおすすめです。

まとめ

観葉植物は癒しや安らぎを与えるだけでなく、インテリアの雰囲気をナチュラルにしてくれるアイテムです。種類によっては空気清浄化の効果もあり室内環境を整えてくれます。サイズは3号から8号以上までさまざまなサイズがあり、飾る場所やスペースに合わせて選ぶことができます。どんな観葉植物を選べば良いかわからないという方は、今回ご紹介した内容を参考に自分に合ったタイプを選んでみてください。

おすすめの記事

観葉植物の寄せ植えとは?基本から注意点、おすすめのレイアウトまで解説!
plants magazine
観葉植物の寄せ植えとは?基本から注意点、おすすめのレイアウトまで解説!
初心者でも簡単!育てやすいおすすめの観葉植物の種類9選
plants magazine
初心者でも簡単!育てやすいおすすめの観葉植物の種類9選
小さいから育てやすい。ミニ観葉植物おすすめの種類をご紹介!
plants magazine
小さいから育てやすい。ミニ観葉植物おすすめの種類をご紹介!