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トラデスカンチアの魅力は?花言葉・風水と上手に育てるためのポイント

トラデスカンチアの魅力は?花言葉・風水と上手に育てるためのポイント

トラデスカンチアは、個性的な形状や色の葉が魅力的な植物です。インテリアのアクセントとしてトラデスカンチアを育ててみたいと感じている方もいるかもしれません。今回は、トラデスカンチアに興味をお持ちの方に向けて、植物としての特徴や育て方、気になる花言葉や風水効果についてもご紹介します。

INDEX

トラデスカンチアとは?特徴と花言葉・風水

まずはトラデスカンチアがどのような植物なのかをおさらいしましょう。特徴や花言葉・風水についてご紹介します。

トラデスカンチアの特徴

トラデスカンチアは、ツユクサ科の植物で葉っぱの形状や色が特徴的です。葉は、紫・緑・銀色・白など様々な色があります。トラデスカンチアはツルのように茎の部分を長く伸ばす特徴があるため、ハンギングや高い位置から垂らすように飾るのに適しています。

トラデスカンチアの花言葉・風水

トラデスカンチアの花言葉は「変わらぬ想い」「誠実」「優しい愛情」など、気品に溢れる言葉が並びます。風水としては「健康運」「家庭運」を司るとされており、部屋に飾ることで運気アップ効果が期待できます。

トラデスカンチアの飾り方のポイント

トラデスカンチアの美しい葉とつるのように成長する茎が特徴的です。そんなトラデスカンチアの特徴を活かす飾り方を試してみてください。

1.ハンギングバスケット

トラデスカンチアはそのつる性の成長から、ハンギングバスケットに最適です。天井から吊るすことで、しだれる株姿と美しい葉がより引き立ちます。

2.棚の上

高さのある棚や本棚の上に置くことで、トラデスカンチアの葉が下に垂れる様子を楽しむことができます。

3.グリーンウォール

トラデスカンチアを壁面に這わせることで、グリーンウォールやリビングウォールを作ることができます。

4.テラリウム

小型のトラデスカンチアは、テラリウムやガラスジャーに入れて飾るのも良いでしょう。葉の色やパターンがより引き立ちます。

5.アレンジメント

他の観葉植物と組み合わせて飾ることで、より豊かな緑のアレンジメントを作ることができます。たとえば、高さのある植物と組み合わせて、異なるテクスチャーと高さを使用した美しいディスプレイを作ることができます。

これらの方法は、トラデスカンチアの代表的な飾り方です。工夫次第でよりトラデスカンチアの美しさを引き立てることができるので、さまざまな方法を試してみてください。

トラデスカンチアの基本的な育て方と注意点

「どうやって育てたらいいんだろう?」とお悩みの方に向けて、育て方と育てる際の注意点についてご紹介します。

トラデスカンチアの基本的な育て方

・日当たり

トラデスカンチアは日光を好む植物です。ただ、直射日光は葉焼けの原因になるため避けたほうがよいでしょう。直射日光の当たらない明るい室内やレースのカーテン越しに日光が届く場所に飾りましょう。

・置き場所

トラデスカンチアは比較的暖かい室内が適しており、冬季には霜などの冷たい気候から保護する必要があります。また、空気が乾燥しすぎると葉の先端が枯れることがあるため、湿度の保たれた環境が好ましいです。

・水やり

土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えるようにしましょう。鉢底から水が出るくらいまでしっかりと水を与えて大丈夫です。受け皿に水が溜まったり、水やりをしすぎると根腐れの原因になるため注意しましょう。

・肥料

トラデスカンチアは肥料なしでも育てることができます。ただ、より成長を早めたいという方は成長期の春〜秋にかけて月に1回程度、液体の観葉植物用肥料を表示通りの希釈で与えてみてください。

・土

トラデスカンチアには水はけのよい用土がおすすめです。「赤玉土6:腐葉土4」の割合で混ぜた土を使用しましょう。ハンギングをする場合は、軽量化のために「赤玉土6:腐葉土2:パーライト2」の割合でもよいでしょう。市販の観葉植物の培養土やハンギングバスケット培養土を利用しても問題ありません。

トラデスカンチアを育てる際の注意点

トラデスカンチアは成長が比較的早いため、定期的に剪定して風通しを良くする他、葉や茎の全体に日光が届きやすいようにしましょう。また、冬季は成長が遅くなるため、根の水や栄養の吸収が鈍化します。成長期と同じ頻度で水やりや肥料を与えると、根腐れの原因になるため、頻度を抑えるようにしましょう。

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トラデスカンチアの植え替えのポイントと増やし方

「植物が大きく成長しすぎたらどうするの......?」と疑問を感じている方もいるかもしれません。ここでは、トラデスカンチアの植え替えの方法と増やし方についても解説します。

植え替えの判断基準

「鉢の表面や鉢底から根が見えるようになってきた」「成長が鈍くなったり、葉の色が悪くなった」「土が固く水捌けが悪くなった」といった状態になれば、植え替えのタイミングです。植え替えを検討しましょう。

植え替えの時期

植え替えをおこなう時期は、植物の成長期に合わせるのが一番です。トラデスカンチアは春〜秋にかけて成長するので、その時期に合わせて植え替えをおこないましょう。植え替え後もしっかり成長させるためには、春から初夏にかけてのタイミングがおすすめです。

植え替えの方法

「植え替えって難しいのでは?」「失敗したらどうしよう......」と不安を感じている方もいるかもしれません。ただ、植え替えは初心者でもコツを掴めばそこまで難しくありません。以下の手順で実践してみてください。

【植え替えの手順】

1.新しい鉢の準備

新しい鉢は、現在の鉢より一回り大きいものを選びます。底には必ず穴が開いていることを確認し、排水性を良くするために鉢底に粗い石やバーミキュライトを敷きます。

2.植物の鉢からの取り出し

植物をそっと鉢から取り出します。固くなった土は、手やスコップを使ってゆっくりと崩していきます。このとき、根を傷つけないように注意します。

3.新しい鉢への植え付け

新しい鉢に少量の土を入れ、その上に植物を置きます。植物の根が新しい鉢の底に触れないように、適切な高さに調整します。

4.土の追加

植物の周囲に新しい土を追加します。土は鉢の縁から1-2cm下の位置まで填めると良いです。なお、トラデスカンチアは排水性の良い土を好むため、パーライトやバーミキュライトを混ぜたものが適しています。

5.水やり

植え替えた後は、土が落ち着くまでたっぷりと水をやります。

【植え替え後の手順】

植え替え直後は植物がまだ新しい環境に適応しておらず、一番弱りやすい時期です。温度・湿度・日当たり・風通しなど、トラデスカンチアが好む状況を作り、小まめに様子を見てあげるようにしましょう。また、根腐れの原因になるため水やりのしすぎにも要注意です。

トラデスカンチアの増やし方

トラデスカンチアは挿し木と呼ばれる方法で増やすのが代表的なので、興味がある方はぜひ試してみてください。トラデスカンチアを剪定した際の枝を使っても、挿し木することができます。

1.挿し木の準備

健康な茎を選び、その先端から数節分を切り取ります。切り取る際には、茎が傷つかないように鋭利なナイフや剪定鋏を使いましょう。また、茎の下部の葉は取り除きます。

2.水挿し

切り取った茎を水に浸け、数週間待ちます。この間、茎から新たな根が出てくるのを待ちます。水は週に一度程度替え、常に清潔に保つようにしましょう。

3.鉢への植え付け

新しい根が2〜3cm程度に成長したら、鉢への植え付けを行います。鉢の底には排水性を良くするための材料(例えば、粗い石やバーミキュライト)を敷き、その上に挿し木を植えます。トラデスカンチアは排水性の良い土を好むため、パーライトやバーミキュライトを混ぜたものが適しています。

4.水やりと管理

植え付けた後は、土が乾くのを防ぐために定期的に水やりを行います。また、成長に適した環境を提供するために、明るく暖かい場所に置き、直射日光が当たらないようにします。

挿し木に挑戦するなら、植え替えと同様の春から初夏にかけてのタイミングがおすすめです。上記の手順に合わせて、ぜひ試してみてください。

まとめ

トラデスカンチアは、緑や紫の鮮やかなカラーと個性的な葉の形状が魅力的な植物です。つるを伸ばすように成長するため、ハンギングや棚の高い位置から飾るとインテリアのアクセントになります。耐暑性や耐陰性に優れており、初心者でも安心して育てることができるので、興味がある方はぜひ育ててみてくださいね。

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