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インテリアにぴったりな観葉植物は?選び方・育て方の基本とおすすめ10選

インテリアにぴったりな観葉植物は?選び方・育て方の基本とおすすめ10選

カフェやレストラン、雑貨屋さんなど、オシャレで居心地のよい空間には必ずといっていいほど観葉植物が飾られていますよね。自宅にも観葉植物を飾って「オシャレで居心地のいい雰囲気を作りたい」とあこがれを持っている方もいるかもしれません。

しかし、観葉植物は種類が多く、「何を選べば良いかわからない」とお悩みの方も多いでしょう。そこで今回は、観葉植物の選び方やおすすめの観葉植物10選をご紹介します。ぜひ、素敵な空間作りの参考にしてくださいね。

INDEX

インテリアに観葉植物を購入する前のチェックポイント

インテリアを購入する前のチェックポイントについて解説します。

置く場所の日当たりは?

植物は太陽の光を浴びて、光合成することによって成長します。ただ、強い日光を好むタイプ、弱い日光を好むタイプなど必要な日光の量はさまざまです。室内に差し込む日光の量や日光が射しこむ場所を確認しましょう。インテリアに飾る観葉植物の場合は、日陰や弱い日光を好むタイプがおすすめです。

インテリアを彩る観葉植物の置き方や飾り方のコツ

インテリアに観葉植物を飾る場合のポイントや置き方について解説します。

テーブルやシェルフ、スツールに置く

観葉植物は、テーブル・シェルフなどのある程度の高さがある位置に置くのがおすすめです。観葉植物が目線に入ることでインパクトが生まれ、インテリアの雰囲気をガラッとナチュラルにしてくれます。テーブルやシェルフに置く場所がない場合はスツールを用意して、その上に飾るのもおすすめです。さまざまな高さのスツールを複数用意して飾ることで、立体感が生まれより空間にメリハリを付けることができます。

吊るして飾る

観葉植物を飾る際のアイデアとして吊るして飾るという方法があります。部屋の上部はデッドスペースになりやすく、たくさんの観葉植物を飾れます。フック・ハンガーラック・カーテンレール・突っ張り棒などを活用することで観葉植物を吊るすことができます。観葉植物を吊るすことで無機質な部屋の上部が華やかになり、部屋の雰囲気をよりナチュラルにできます。

複数の種類・大きさの観葉植物をボリュームいっぱいに飾る

形・色・大きさ・長さが異なる複数の観葉植物をボリュームいっぱいに飾るのもおすすめです。空間の隙間を埋めるように観葉植物を配置することで、個性的でオシャレな雰囲気に。インテリアのコーディネートが難しい場合でも、隙間に緑をどんどん追加することで自然と部屋に一体感や統一感が生まれます。最初からたくさんの観葉植物を管理するのは大変なので、少しずつ増やしていきましょう。

複数の観葉植物を飾る場合はまとめるのもあり

複数の観葉植物をランダムに配置するのも良いですが、専用の棚を用意してまとめて飾るのもおすすめです。同じ種類同士、同じ高さや大きさ同士など、同じタイプのものをまとめて一箇所に配置することで、フラワーショップのような整理された統一感を演出できます。「ランダムに配置するのは難しい」「バラバラに配置すると乱雑になる」という方は、一箇所にまとめる方法も検討してみてください。

株・葉・形はバラバラ!バリエーション豊かな観葉植物

観葉植物は株の形、葉の大きさ・形によってイメージが大きく異なります。生育の仕方もさまざまで、木の枝が伸びるタイプ、株本から大きな葉が伸びるタイプなど、育つことで印象が変わったり、存在感を発揮するものも少なくありません。さまざまな形・色・大きさ・生育の観葉植物を選んで、印象の変化を楽しんだり、観葉植物同士のコーディネートを楽しむのもよいでしょう。また、観葉植物の配置を変えることで部屋の雰囲気をガラリと変えられるのもポイントです。

土を使わない水だけで育てるタイプも組み込む

観葉植物には、水だけで育てられる商品があります。水だけで育つ観葉植物は、土で育てるより管理が楽で初心者でも簡単に育てられます。水の透明感が清涼感を生み、空間のアクセントになる他、土を使わないため汚れを気にする必要もありません。リビングや寝室など、できるだけ汚したくない空間にも安心して飾ることができます。インテリア用の観葉植物をお探しの方は、水だけで育てられる商品もぜひ検討してみてください。

【水だけで育てる&Greenとは?】

&Greenは、土を使わず水だけで育てることができるため、お手入れが簡単で育てやすい観葉植物です。水が少なくなったら注ぎ足すだけなので水やりのタイミングが分かりやすく、土を使わず清潔に楽しめるので、初心者にもぴったり。器も家にあるお気に入りのグラスやカップなどが使えてアレンジ自在です。
販売サイト &Green

初心者が押さえておきたい観葉植物の育て方の基本

観葉植物とその他のインテリアアイテムの最大の違いは、観葉植物は生き物ということです。初心者の方は、以下のようなポイントに注意して、育て方を少しずつ掴んでいきましょう。

日陰でも育ちやすいタイプを選ぶ

インテリアとして観葉植物を育てる場合、場所によっては日光が十分に届かないことがあります。観葉植物を枯らさないためにも、日陰を好むタイプや半日陰で十分に育つタイプを選びましょう。

水のやりすぎに注意

観葉植物が枯れる一番の原因は水のやりすぎです。水をやりすぎると根腐れを引き起こし、植物を枯らしてしまいます。水やりは毎日やるのではなく、土の表面が乾いたタイミングを見計らって与えましょう。水の量は、鉢から水が出るくらいたっぷりとあげてください。ただし、観葉植物の種類ごとに適切な水やりの頻度や量は異なります。選んだ観葉植物の特性に合わせて水やりをおこないましょう。

冬場は窓から離して飾る

熱帯・温帯地域に分布する観葉植物は特に冬場の低温が苦手です。10℃以下の低温の環境に飾ると、寒さですぐに枯れてしまうことも。冬場は温度が低くなる窓際などから離して飾るか、室内の温度が下がりすぎないように注意しましょう。

初心者におすすめ!インテリアにぴったりな小型の観葉植物5選

初心者におすすめの小型の観葉植物について解説します。

ガジュマル

ガジュマルは、クワ科イチジク属の植物です。沖縄や鹿児島に分布しており、力強くたくましい幹と艶のある鮮やかな緑が印象的。幹に水を保水して生育するため乾燥に強く、耐陰性や耐熱性にも優れています。

室内で育てやすく、形状もユニークなため、インテリアに個性的な雰囲気を加えてくれます。複数のガジュマルを並べて飾るのも良いほか、家具や雑貨などと組み合わせてもオシャレな雰囲気になります。

花言葉は「健康」で、風水としては気持ちを落ち着かせて和やかにする効果があるとされています。このような花言葉・風水からも、インテリアにぴったりであることがわかります。

ペペロミア

ペペロミアはコショウ科サダソウ属の植物です。熱帯を思わせる濃い緑が魅力で、葉が小ぶりなため小鉢でも楽しむことができます。濃い緑が大人っぽい雰囲気を醸し出すので、インテリアに落ち着きや大人っぽい雰囲気を加えることができます。

「ホープ」「アングラーダ」など、ぺペロミアには1,000を超える種類があり個性もさまざま。好みに合わせて選ぶのも楽しい観葉植物です。直射日光が苦手なため窓際などを避ければ育てやすく、初心者にもおすすめです。また耐寒性もやや弱いため、屋外よりも屋内で育てるのがよいでしょう。

ぺペロミアの花言葉は「片想い」「つやのある」「可愛らしさ」などで、風水としてはリラックス効果、恋愛・健康運を高めるとされておりインテリアにぴったりです。

モンステラ

モンステラはサトイモ科モンステラ属の観葉植物です。深い切れ込みや穴がある独特な葉形が特徴で、インテリアでも存在感を発揮します。迫力のある大きな葉っぱも魅力的で、インテリアが少し物足りないという方にぜひ選んでほしい観葉植物です。

耐陰性があり屋内でもしっかり育てることができます。直射日光は苦手で、葉やけを起こしてしまうので、レースのカーテン越しに日光をあててあげましょう。株が大きなものは乾燥にも強く、比較的チャレンジしやすい観葉植物です。ただし耐寒性が弱いため、なるべく温かい場所で育てるようにしましょう。

モンステラの花言葉は「嬉しい便り」「壮大な計画」「深い関係」など。風水としては金運を引き寄せる効果があるとされており、リビングなど長時間過ごす部屋に飾りたいですね。

ポトス

ポトスはつる性多年草の植物です。つるを伸ばして成長するのが特徴で、地面を這うように横に伸ばす、支柱を使って上に伸ばす、好みに合わせてさまざまな飾り方が楽しめます。ハンギングでつるを下に伸ばすのも個性的でオシャレです。

下に成長させると葉が大きくならず、幼葉の形のまま草姿を美しく保てます。寒さには多少弱いものの暑さに強く、日陰でも育つのがポイント。多湿を好むので葉水が必要ですが、初心者でも育てやすいといえます。

ポトスの花言葉は「永遠の富」「華やかな明るさ」などで、風水では「自己の活性化」や「恋愛運アップ」といった効果があるとされており、ポジティブな気持ちに導いてくれます。

コウモリラン

コウモリランはウラボシ科ビカクシダ属の植物です。コウモリが羽ばたくような迫力のある大きな葉が特徴で、妖艶で個性的な魅力がある観葉植物です。株元から葉を伸ばす植物で、株元にある水分を保有する貯水葉、大きく広がるように生育する胞子葉に分けられます。

直射日光に弱いため、屋内で育てるのに適しています。おすすめの飾り方は上部に吊るして飾るハンギング。鉢で育てるタイプ・木に直接植えられているタイプなどがあり、木に植えられているタイプはナチュラルかつ個性的で、壁に飾るのもいいですね。ナチュラルさや華やかさだけでなく、大人の落ち着きや個性的な雰囲気を演出してくれます。

コウモリランの花言葉は「信頼」「助け合う」「魔法」などで、風水的には人間関係をよくする効果をもたらすとされています。

初心者におすすめ!インテリアにぴったりな中~大型の観葉植物5選

初心者におすすめの中〜大型の観葉植物について解説します。

ソテツ

ソテツは、ヤシ・ソテツ類の観葉植物です。日本でも九州南部や沖縄などの温暖な地域に自生しており、南国の海岸沿いの岩場などで目にしたことがある方も多いかもしれません。南国の雰囲気とたくましい幹、個性的な葉が特徴で、ひとつ飾るだけで場の雰囲気のアクセントとなります。

耐暑性に強く日光を好むのが特徴。日当たりの良い南向きの場所に飾りましょう。また、ソテツは乾燥に非常に強く、多少水やりを忘れても簡単に枯れることはありません。出張などで家を空けることが多い人でも、安心して育てられるでしょう。

ソテツの花言葉は「雄々しい」。風水としては「仕事運」「金運」を高める効果があるとされています。

フィカス・ウンベラータ

フィカス・ウンベラータはクワ科フィカス属の観葉植物です。ハートの形をしたかわいらしい葉っぱが魅力的で、Lサイズとなると存在感も抜群。ひとつの鉢を飾るだけでインテリアをナチュラルな雰囲気にしてくれます。

耐寒性が弱く、耐暑性に強いのが特徴で、室内でも問題なく育ちます。耐陰性が強いわけではないため、レースのカーテン越しに日光が入ってくる窓際、午前中のみ直射日光が入ってくる場所に飾るのがおすすめです。

フィカス・ウンベラータの花言葉は「永久の幸せ」「夫婦愛」などで、風水としては「調和や愛」をつかさどるとされています。家族や夫婦関係円満のためにも、持っておきたい観葉植物ですね。

オーガスタ

オーガスタはバショウ科ゴクラクチョウカ属の観葉植物です。バナナの葉のような肉厚で大きな葉っぱが特徴で、トロピカルな印象が魅力的。Lサイズのオーガスタは存在感が抜群で、インテリアを南国のような雰囲気にしてくれます。玄関やリビングのメインツリーなどにぴったりな植物です。

丈夫で枯れにくいのが特徴で、耐陰性もあるから室内でも育てやすいのもポイント。なるべく日光が当たりやすい場所で、5℃以下にならない環境であればどこでも育てることができます。葉が傷んでしまうため、夏場は特に直射日光が当たらない場所に飾りましょう。

オーガスタの花言葉は「輝かしい未来」「あたたかい心」などで、風水としてはリラックスのほか円満な人間関係や金運アップ、厄除けの効果があるとされています。花言葉や風水的にもインテリアにぴったりな観葉植物です。

クワズイモ

クワズイモは、サトイモ科アロカシア属の観葉植物です。葉も特徴的ですが、クワズイモの魅力はなんといっても根茎の部分。大きく膨らむように育つ姿がなんとも個性的で、存在感のある観葉植物をお探しの方におすすめ。場の雰囲気を個性的に演出してくれます。

耐暑性に優れており、耐寒性・耐陰性もあるのがクワズイモの特徴。温暖な地域であれば越冬もしやすく、初心者の方でも比較的育てやすいといえます。日光があたる、明るく風通しのよい場所に飾りましょう。

クワズイモの花言葉は「仲直り」「復縁」など。大きく包み込むように成長する姿から、関係を改善したり修復したりする効果があるとされています。風水としては、「仕事運」「恋愛運」「貯蓄運」を引き寄せる効果があります。

ドラセナ・コンシンネ

ドラセナ・コンシンネは、薄く繊細な葉っぱと、葉に色づく鮮やかな緑と赤紫色が魅力的な観葉植物です。

耐陰性があり乾燥にも強いため室内でも育てやすく初心者にもぴったり。ただし日光がないと元気がなくなりやすいため、レースのカーテン越しに日光が届く場所に飾る、または午前中だけ窓際に飾るなどがおすすめです。

ドラセナ属は「幸福」、コンシナネは「真実」という花言葉を持っており、縁起の良い植物としても知られています。風水としては「成長」「発展」「成功」の象徴とされており、インテリアとして飾るのはもちろん、家族や恋人へのプレゼントにもおすすめの観葉植物です。

まとめ

観葉植物は室内に癒しと安らぎを与えてくれるインテリアです。インテリアの隙間を埋めるように飾ったり、上部に吊るしたりすることで簡単に空間をナチュラルでオシャレな雰囲気にできます。

また、形・色・大きさなどバリエーションを揃えることで統一感を出したり、自分らしさを演出したりできることも。インテリアに観葉植物を飾りたいと考えている方は、ぜひ今回ご紹介した内容を参考にしてみてください。

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