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ディフェンバキアとは?特徴・育て方と植え替えのポイント

ディフェンバキアとは?特徴・育て方と植え替えのポイント

ディフェンバキアは熱帯アメリカ原産で、葉の模様が特徴的な植物です。見た目も美しく、育てやすい植物であることから、観葉植物として人気があります。今回は、「ディフェンバキアってどういう植物?」と疑問を感じている方に向けて、ディフェンバキアの特徴や魅力をご紹介します。

INDEX

ディフェンバキアとは?特徴と花言葉・風水

ディフェンバキアの特徴や花言葉・風水について解説します。ディフェンバキアの基本情報について知りたい方は参考にしてみてくださいね。

ディフェンバキアの特徴

ディフェンバキアはサトイモ科シロカスリソウ属の植物です。淡い白や黄色、緑がグラデーションになった葉の模様が美しく、耐陰性や耐暑性に優れているのが特徴。室内で育てるのに適しており、観葉植物の定番となってます。

ディフェンバキアの花言葉・風水

ディフェンバキアの花言葉は「危険な恋」です。美しくどこか儚さを感じる見た目からこのような花言葉が付けられました。風水としては、丸みのある葉が調和をもたらすとされている他、金運アップの効果も期待できます。

ディフェンバキアの種類

ディフェンバキアには約30種類があります。代表的な品種をいくつかご紹介します。

1.ディフェンバキア・カミーラ

ディフェンバキア・カミーラは、ディフェンバキアの中でも特に人気がある品種です。葉が鮮やかな緑色で、中央部分は白からクリーム色。葉は大きく、部屋の中で鮮やかなアクセントとなります。

2.ディフェンバキア・トロピック・スノー

濃い緑色の葉にクリーム色の斑が特徴的な種類です。ディフェンバキアの中でも特に豪華な印象があり、インテリアとして非常に高い人気を誇っています。

ディフェンバキアの飾り方

ディフェンバキアの魅力をより引き立てるためにも、飾り方を工夫しましょう。おすすめの飾り方をいくつかご紹介します。

・ディフェンバキアにあった鉢を選ぶ

ディフェンバキアは、緑と白やクリーム色のコントラストが魅力的な植物です。色の魅力を引き立てるためにも、白などのシンプルなカラーの鉢を選ぶのがおすすめ。セラミックなどの深みのある素材の鉢を選べば、より高貴な雰囲気を演出できます。

・複数の植物とまとめて飾る

サイズの異なる複数のディフェンバキアを一緒に飾ると、豪華で美しい緑の空間を作ることができます。高さのあるディフェンバキアと、低めの他の植物とを組み合わせて、ディフェンバキアを引き立てるように飾るのもおすすめです。

・棚やテーブルに飾る

小型の場合は、棚やテーブルに飾ってみてください。高さのある場所に飾ることで、空間をナチュラルかつオシャレな雰囲気に彩ることができます。また、水耕栽培のタイプを選ぶのもおすすめ。水挿しのディフェンバキアをガラスの器などに飾ると、清涼感がアップします。

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ディフェンバキアの基本的な育て方と注意点

「ディフェンバキアを飾りたいけど、育て方が難しいのでは?」という方もいるかもしれません。ここでは、ディフェンバキアの基本的な育て方と注意点について解説します。

ディフェンバキアの育て方

ディフェンバキアの基本的な育て方について解説します。

・日当たり

ディフェンバキアは、半日陰で育てるのに適した植物です。カーテン越しに日光が届く場所や、午前中だけ日光が当たる場所に飾りましょう。窓辺に置くときは、直射日光が当たりすぎないようにカーテンなどで調整してみてください。

・水やり

土の表面が乾いて、少し白っぽくなったタイミングでたっぷりと水をやりましょう。土が乾燥と湿潤な状態を繰り返すように水を与えると、根腐れや水切れを起こしにくく、失敗しにくくなります。

・用土

ディフェンバキアは、水はけの良い土を好みます。有機物が多く、排水性・保水性のあるふかふかの土で育ててみてください。

・肥料

成長期(春から秋)には、月に1回程度、液体の葉肥料を与えます。冬場は肥料を与えず、水やりも控えめにします。

ディフェンバキアの毒性と冬の育て方に注意

ディフェンバキアにはペットや子どもにとって有毒な成分が含まれています。誤って口にしないように注意しましょう。また、ディフェンバキアは、低温に弱いため、冬場の寒さ対策が重要です。室温は15度以上を保つように心掛けてください。

ディフェンバキアの植え替えのポイントと増やし方

ディフェンバキアが大きく成長した場合は、植え替えをしましょう。また、成長したディフェンバキアを剪定することで、鉢を増やすこともできます。植え替えと増やし方について解説します。

ディフェンバキアの植え替えのポイント

ディフェンバキアの植え替えのポイントをご紹介します。以下の手順で実践してみてください。

・植え替えの判断基準

鉢に対して成長しすぎていると感じた場合、または購入から2年以上経過している場合は植え替えを検討しましょう。放置すると、根詰まりなどを起こす可能性があります。

・植え替えの時期

ディフェンバキアは春から初夏にもっとも成長し、秋を過ぎると成長が鈍化していきます。植え替えをするなら、もっとも成長しやすい春から初夏の時期がおすすめです。

・植え替えの方法

植え替えは、手順さえ知れば初心者でも意外と簡単。以下の方法で試してみてください。
鉢は、前回使っていたものよりも一回り大きなものを選びましょう。

【植え替えの手順】

1.ディフェンバキアを鉢から取り出し、古い土を取り除きます。根が取り出しにくい場合は、土を水で湿らせてから行ってみてください。

2.長すぎて絡まっていたり、弱っている根だけをカットします。

3.新しい鉢に通気性のよい軽石などを敷き詰め、その上から用土を追加します。ディフェンバキアを入れて、上から土を追加していきます。根が固定されるまで土を追加しましょう。

4.植え替えが完了したら、最後に水やりをします。

【植え替え後の手入れ】

植え替え後はしっかり育つか心配になり、ついつい水やりをしすぎてしまいます。ただ、植え替え後は根がまだ新しい環境に慣れておらず繊細な状態です。土の表面が乾いてからという水やりの基本を意識して、水を与えすぎないようにしてください。

ディフェンバキアの増やし方

ディフェンバキアは、さまざまな方法で増やすことができます。ここでは、挿し木による増やし方をご紹介します。1から育ててみたいという方は、ぜひチャレンジしてみてください。

【挿し木の手順】

1.健康なディフェンバキアの茎から、新芽や葉がついている部分をナイフやはさみで切り取ります。

2.挿し木に葉が多い場合は、上部の2〜3枚を残して切り取ります。

3.鉢に用土を入れて、そこに挿し木を入れます。用土は、赤玉土やバーミキュライトなどの雑菌が少ないもの、または挿し木・挿し芽専用の用土を準備しましょう。

4.ディフェンバキアの挿し木は暖かく、湿度の高い環境を好みます。挿し木が新しい根を出すまでは、特に温度や湿度、日当たりなどの環境に注意しましょう。また、小まめに水やりをおこない、用土が湿った状態を維持します。

5.挿し木を少し引っ張り、抵抗感があれば根が出ている証拠です。根が出るまでの期間は、2~3週間が目安です。

まとめ

ディフェンバキアは、白やクリーム色と緑のグラデーション、コントラストが美しい植物です。耐陰性・耐暑性に優れており、室内で育てやすいのが特徴。インテリアに取り入れることで、室内をナチュラルでオシャレな雰囲気にしてくれます。ディフェンバキアを育てたいという方は、今回ご紹介した方法をぜひ参考にしてみてください。

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