ポリシャスは、ギザギザとしたもみじのような葉が特徴的な植物です。鮮やかな緑と黄色っぽい白色のコントラストが美しく、観葉植物として人気があります。インテリアのアクセントに「ポリシャスを飾ってみたい」という方も多いでしょう。そこで今回は、ポリシャスの特徴や育て方などについて解説します。
ポリシャスとは?特徴と花言葉・風水
まずは、ポリシャスの特徴や花言葉・風水などについて解説します。ポリシャスの詳細について知らないという方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ポリシャスの特徴
ポリシャスは、ウコギ科ポリシャス属の植物です。アフリカ・熱帯アジア・ポリネシアの広範囲に分布しており、常緑の植物として知られています。暑く・日当たりが良い環境を好む植物で、初心者でも育てやすい植物です。葉がもみじのような形状のため、タイワンモミジと呼ばれることもあります。
ポリシャスの花言葉・風水
ポリシャスの花言葉は「大切な思い出」です。また、風水としては邪気を払い、金運を呼び込む植物とされています。開運招福や商売繁盛の効果が期待できるといえるでしょう。
ポリシャスの飾り方
ポリシャスをインテリアとして飾る際のポイントについて解説します。飾り方にお悩みの方はぜひ参考にしてみてください。
・リビングなどのメインツリーとして飾る
ポリシャスは、美しい葉形と合わせてたくましい幹が魅力的な植物です。また、運気をアップしたり金運を高める効果が期待できるため、リビングのメインツリーとしておすすめです。高さのある大きめのポリシャスを選んで、リビングに飾ってみてください。
・棚や机に飾る
棚や机などに小型のポリシャスを飾るのもおすすめです。高さのある場所にポリシャスを飾ることで、空間の雰囲気をナチュラルにしてくれます。
・複数の異なる植物と一緒にまとめて飾る
ナチュラルでオシャレな空間を演出したい場合は、複数の植物をまとめて飾るのもおすすめです。緑が生い茂ったような空間を作ることができ、インテリアのアクセントになる他、リラックス効果も期待できます。ポリシャスは直射日光に強いため、サイズや品種が異なるポリシャスをまとめて窓際に飾るのもよいでしょう。
・鉢カバーやファッション雑貨と組み合わせる
ポリシャスの魅力をより引き立てるために、鉢カバーを使うのもおすすめです。鉢の部分にも彩りが加わり、オシャレさが強調されます。また、ファッション雑貨やポスター、お皿などと組み合わせると、オシャレなカフェや美容室のような雰囲気を演出できます。
【水だけで育てる&Greenとは?】
&Greenは、土を使わず水だけで育てることができるため、お手入れが簡単で育てやすい観葉植物です。水が少なくなったら注ぎ足すだけなので水やりのタイミングが分かりやすく、土を使わず清潔に楽しめるので、初心者にもぴったり。器も家にあるお気に入りのグラスやカップなどが使えてアレンジ自在です。
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ポリシャスの基本的な育て方と注意点
ポリシャスは、丈夫で育てやすい植物です。ただ、上手に育てるためにはいくつかのポイントを押さえる必要があります。ここでは、育て方のポイントについてご紹介します。
ポリシャスの育て方
ポリシャスの基本的な育て方について解説します。
・日当たり
ポリシャスは日光を好む植物です。そのため直射日光が当たる環境でも育てることができます。ただ、夏場などの日差しが強い時期は、葉焼けを起こしてしまう可能性があるため、カーテンなどで日光の量を抑えてあげましょう。
・水やり
他の植物と同様に、 土の表面が乾いて、少し白っぽくなったタイミングでたっぷりと水を与えます。冬場は、根が水を吸収する力が弱まるため、水やりの頻度を減らしてみてください。
・用土
根腐れを防ぐためにも、水はけの良い用土を使用しましょう。また、コバエなどの発生を防ぐために、土の表面を赤玉土・鹿沼土・化粧砂などで覆いましょう。
・肥料
ポリシャスの成長期(春から秋)の期間に、月に1回程度、液体の葉肥料を与えてください。冬場の成長が鈍化する時期は、肥料を与えないようにしましょう。
ポリシャスを育てる際の注意点
ポリシャスは、アフリカや熱帯アジアなどの南国原産の植物です。そのため、低温に弱く、温度管理に注意する必要があります。冬場は窓際から離して飾る、できるだけ室内の温度が下がらないようにするなどの点に注意しましょう。
ポリシャスの植え替えのポイントと増やし方
ポリシャスをしばらく育てると、大きく成長して鉢のサイズが合わなくなってきます。その際には、植え替えを検討してみてください。また、しっかり成長した場合は茎を剪定して、鉢を増やすこともできます。ポリシャスを上手に育てられたら、次のステップとして植え替えや挿し木にチャレンジしてみてください。
ポリシャスの植え替えのポイント
ポリシャスの植え替えのポイントについて解説します。
・植え替えの判断基準
葉の量や幹の太さが鉢のサイズと合わないように見える場合は、植え替えを検討してみてください。また、購入から2年以上経過している場合も植え替えのタイミングといえます。
・植え替えの時期
ポリシャスの植え替えは成長期に行いましょう。ポリシャスの成長期は春から秋にかけての時期です。植え替え後すぐに冬を迎えると植物が弱ってしまうため、できるだけ成長期のはじまり「春〜初夏」に完了させましょう。
・植え替えの方法
ポリシャスの植え替えは以下の手順で進めてみてください。
【植え替えの手順】
1.ポリシャスを鉢から取り出し、古い土を取り除きます。根がくっついて取り出しにくい場合は、事前に土を水で湿らせておきましょう。
2.古い鉢よりも大きめのサイズの新しい鉢を用意します。
3.新しい鉢の底に小石などを敷き、その上に少量の用土をかけます。
4.ポリシャスを新しい鉢の中に入れ、鉢の縁から1〜2cm程度の部分まで用土を加え、根を安定させます。
5.最後に水やりをします。
【植え替え後の手入れ】
植え替え後、植物が新しい環境に慣れるまでには時間がかかります。ポリシャスの成長に必要な日光・温度・湿度などに注意して、鉢を置く場所はあまり変えないようにしてください。また、水やりのしすぎに注意するのと、1か月程度は肥料を与えずに様子を見てください。
ポリシャスを挿し木で増やす方法
ポリシャスは挿し木という方法で簡単に増やすことができます。興味がある方は以下の手順でチャレンジしてみてください。
【挿し木の手順】
1.健康そうな枝を選び、約5〜10cmの長さにカットします。枝をカットする際は斜めにカットすると表面積が増え、根が出やすくなります。
2.葉に栄養が集中しないように、上部の2〜3枚を残して、すべての葉はカットします。
3.挿し木用の鉢を準備して、軽くて水はけの良い用土を入れておきます。
4.挿し木を土の中に挿し、軽く土を押し固めます。葉が土に触れないように注意しましょう。
5.挿し木が完了したら、水やりを行います。鉢底から水が出るくらいたっぷりと与えます。
6.20~25度で湿度の高い環境で管理しましょう。ビニール袋などで全体を覆うと、温度と湿度が維持しやすくなります。
7.挿し木から新しい新芽が出てきたら完了です。
まとめ
ポリシャスは美しい葉が魅力的な観葉植物です。ポジティブな花言葉や風水効果があり、運気を呼び込むとされていることから、インテリアにぴったり。ポリシャスを飾ってみたいという方は、ぜひ今回ご紹介した飾り方・育て方を参考にしてみてください。