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観葉植物を部屋に飾る効果は?6つのメリットとおすすめの観葉植物5選

観葉植物を部屋に飾る効果は?6つのメリットとおすすめの観葉植物5選

「観葉植物を飾るとどんないいことがあるの?」と感じている方もいるかもしれません。空間が個性的でオシャレになる、ナチュラルな雰囲気になり心が豊かになるなど、観葉植物にはさまざまな効果があります。今回は、観葉植物の代表的な効果・メリットとおすすめの観葉植物5選をご紹介します。

INDEX

観葉植物を部屋に飾る効果とは?6つのメリットを解説

観葉植物を部屋に飾るとさまざまなメリットが得られます。ここでは、その中でも代表的な6つの効果について解説します。

空気清浄効果

観葉植物の代表的な効果として空気清浄効果があります。これは、植物が光合成の過程で二酸化炭素を吸収し、酸素を放出するためです。さらに、観葉植物は、室内の有害物質を吸収し、浄化する能力があるとされています。

癒しやリラックス効果

観葉植物を室内に取り入れることで、心身のリラックスや癒し効果が期待できます。緑色はストレスを和らげリラックスさせる効果があり、植物を見ることで心が落ち着くとされています。

調湿効果

観葉植物は、蒸散作用によって室内の湿度を調整します。植物が水分を吸収し、葉から水蒸気を放出することで、適度な湿度が保たれることが期待できます。空間に対して植物の量が多いほど、調湿効果は高くなります。

疲れ目への効果

植物の緑色は、目の疲れを軽減する効果があります。パソコンやスマートフォンなどのディスプレイから受けるブルーライトが目に負担をかけることがありますが、緑色はブルーライトを中和する効果があるとされています。

オシャレなインテリアとしての効果

観葉植物は、インテリアとしての役割も果たします。さまざまな形や色の植物を組み合わせることで、部屋にアクセントをつけたり、空間をデザインすることができます。また、植物に合わせた鉢や器を選ぶことで、インテリアの一部としてコーディネートすることができます。

観葉植物の成長を楽しむ

観葉植物は成長し、形や大きさが少しずつ変化していきます。そんな植物の成長を見られるのも観葉植物をはじめるメリットのひとつです。長く育てれば育てるほど愛着が増し、癒しや心の豊かさにつながるでしょう。

オシャレに飾るには?部屋で観葉植物を飾るときのポイント

せっかく観葉植物を飾るなら、少しでもオシャレに飾りたいもの。飾り方を工夫することで観葉植物の魅力をより引き出すことができます。ここでは、観葉植物を飾り方やポイントについて解説します。

スツール・テーブル・シェルフに飾る

観葉植物の存在感を引き出す方法として、スツール・テーブル・シェルフなどに飾る方法があります。目線に入る高さに観葉植物を置くことで、存在感が増しインテリアのアクセントになってくれます。さまざまな高さの家具に、複数の観葉植物を飾ることで立体感が生まれ、よりナチュラルでオシャレな空間を演出できます。

ハンギングで飾る

オシャレな人のリビングなどで良く使われているのが観葉植物をハンギングする方法です。部屋の上部の余ったスペースを上手に活用でき、ナチュラルでオシャレな雰囲気を作ることができます。フック・ハンガーラック・カーテンレール・突っ張り棒などを利用して、観葉植物のハンギングにチャレンジしてみてください。

観葉植物のバリエーションを揃える・まとめて飾る

さまざまな種類の観葉植物を飾り、バリエーションをもたすのもおすすめです。形・色・大きさ・長さが異なる植物を部屋の余ったスペースに飾ることで、空間が賑やかで華やかな雰囲気になります。また、同じ種類の観葉植物を複数まとめて飾るのもひとつの方法。統一感を生み出したい方やまとめて管理したい場合は、この方法を選んでみてください。

インテリア小物と観葉植物を組み合わせて飾る

観葉植物をインテリア小物と合わせて飾るのもおすすめです。オシャレなカフェや美容室などでこのような方法を見かけたことがある方もいるのではないでしょうか?「植物に合わせてポットやプランターを選ぶ」「テラ二ウム(小さなガラス容器に植物や苔、石などを入れてディスプレイする)に挑戦する」「好みのポスターや雑貨と合わせて飾る」など、好みに合わせてコーディネートしましょう。

室内に飾る観葉植物を選ぶ際のポイントは?

観葉植物はインテリアをオシャレに彩ってくれるアイテムですが、同時に生き物でもあります。適切な環境に置き、定期的に手入れをしないと次第に弱ってしまいます。観葉植物を長く楽しむためにも、置き場所や育て方のポイントを押さえておきましょう。

日当たり

植物によっては、日光が十分に当たる場所を好むものもあれば、日陰を好むものもいます。観葉植物を選ぶ前に、飾る場所のめぼしをつけ、光の状況を考慮して植物を選びましょう。

置き場所やサイズ

部屋の広さや、植物を置く場所に応じて、適切な観葉植物のサイズや形状の植物を選びましょう。例えば、狭い空間には小ぶりの植物が、広い空間には大きなの植物が適しています。

お手入れの方法・頻度

観葉植物を育てるには、水やりなどの定期的なお手入れが欠かせません。方法や頻度について解説します。

・水やり

水やりは土の表面が乾いたタイミングで行うのが基本です。ただし、冬場は根が水を吸収するスピードが遅いため、春〜秋までの成長期よりも頻度を抑える必要があります。水やりの方法は、鉢から水が出るくらいたっぷりと水をあげてください。ただし、観葉植物の種類によって適切な水やりの頻度や量は違います。観葉植物に合わせて、水やりの頻度・量・方法を調整しましょう。

・葉水

霧吹きによる葉水は、観葉植物の免疫力を高める他、害虫予防にもつながります。水やりは土が乾燥してからが基本ですが、葉水は毎日、または部屋の乾燥状態に合わせて1日に複数回行いましょう。

・害虫対策

害虫予防としては「家に入る前に鉢や葉・枝をきれいに掃除する」「水受けや鉢を常に清潔にする」「ココナッツファイバー・石などで土を隠す」などがあります。定期的なお手入れをすることで害虫の発生を防げます。

・剪定・植え替え

観葉植物の葉が増えすぎると湿度が高くなり虫が発生しやすくなる他、十分に日光が行き渡らず枯れる葉が出てきてしまいます。ハサミなどで古くなった葉や茎を剪定しましょう。また、観葉植物の成長に対して鉢が小さいと、根詰まりを起こしてしまいます。植物の成長に合わせて、年に1度など植え替えを検討しましょう。

土を使わない観葉植物も検討を

「手入れや水やりをキチンとできるかわからない」という方は、土を使わない観葉植物を選ぶのもよいでしょう。水だけで育てられる観葉植物は、手入れが楽で土で部屋が汚れたりすることもありません。

【水だけで育てる&Greenとは?】

&Greenは、土を使わず水だけで育てることができるため、お手入れが簡単で育てやすい観葉植物です。水が少なくなったら注ぎ足すだけなので水やりのタイミングが分かりやすく、土を使わず清潔に楽しめるので、初心者にもぴったり。器も家にあるお気に入りのグラスやカップなどが使えてアレンジ自在です。
販売サイト &Green

初心者は小ぶりなタイプから!おすすめの観葉植物5選

「まずは小さいタイプの観葉植物からはじめたい」と考えている方も多いでしょう。ここでは、小ぶりで素敵な観葉植物5選をご紹介します。

ミューレンベキア

・特徴

ミューレンベキアは、ワイヤープランツとも呼ばれ、名前の通り細いワイヤーのような茎が入り組みしだれる姿と小さな葉がかわいい植物です。ミューレンベキアには複数の種類がありますが、その中でも特に観葉植物として人気のあるものは、ミューレンベキア・コンプレクサやミューレンベキア・アクシリスです。ハンギングバスケットや壁面緑化など、さまざまなディスプレイ方法が楽しめます。

・育てやすさ

耐陰性・耐暑性に優れており、屋内でも育てられる植物です。ただ、乾燥や寒さに弱いので、定期的に葉水を与えたり5℃以下の温度にならないように温度管理をすることが大切です。

・花言葉や風水

ミューレンベキアの花言葉は「純愛」「あなたを思っています」「憧れ」など、素敵な意味合いの言葉が並びます。風水としては葉の丸い形状が調和やリラックス効果をもたらすとされています。

シンゴニウム

・特徴

シンゴニウムは、サトイモ科に属する植物の一種です。多年草であり、主に観葉植物として栽培されています。その美しい葉の形や色彩から、室内でのディスプレイに人気があります。葉が矢じり形やハート形をしており、斑入りや色の変化があるものもあります。葉の色は、緑、白、ピンク、黄色など、さまざまなバリエーションがあり、成長するにつれて葉の形状が変化することも特徴的です。

・育てやすさ

シンゴニウムは耐陰性や耐暑性に優れた植物です。10℃以下の環境や乾燥すると弱りやすくなるため、温度管理や水やり・葉水が必要ですが、難易度はそれほど高くなく初心者でも安心して育てることができます。

・花言葉や風水

シンゴニウムの花言葉は「心変わり」 「喜び」などです。風水としては、丸い葉が「調和の気」、上を向いている葉が「陽の気」を表しており、室内の邪気を払い良い気を迎え入れる効果があるとされています。

ピレア

・特徴

ピレアは、イラクサ科に属する植物の一種で、主に熱帯および亜熱帯地域に分布しています。多年草であり、観葉植物として人気があります。特に、ピレア・ペペリオミオイデスは、丸い形状の葉が特徴的です。

・育てやすさ

ピレアは、比較的育てやすい観葉植物です。耐陰性や耐暑性に優れており、屋内の半日陰で育てることができます。ただ耐寒性が弱いため、10℃以上の環境にする、冬場は窓際など温度が下がる環境は避けるなどのポイントに注意する必要があります。

・花言葉や風水

ピレアの花言葉は「少女の恥じらい」「救われる日々」などの素敵な言葉が並びます。可憐な雰囲気が魅力的で、風水としては西に置くと金運アップの効果、東南に置くと対人運や恋愛運アップをもたらすとされています。

ポトス

・特徴

ポトスはつる性多年草の植物で、つるを伸ばして成長するのが特徴です。柱で上に伸ばす、ハンギングで下に伸ばす、地面を這うように横に伸ばす、など育て方次第でさまざまな楽しみ方ができます。

・育てやすさ

耐寒性がやや弱いものの、耐暑性・耐陰性に優れています。多湿を好むので、定期的に葉水が必要ですが、初心者でも育てやすい観葉植物です。

・花言葉や風水

ポトスの花言葉は「永遠の富」「華やかな明るさ」です。風水では、「自己の活性化」や「恋愛運アップ」といった効果があるとされています。

アイビー(ヘデラ)

・特徴

アイビーはつる性の植物です。丸みのあるハート形や星型の葉が印象的で、つるをぐんぐん伸ばしながら成長していきます。支柱や針金で上方向に伸ばしたり、ハンギングでツルを枝垂れさせたりすると個性的でオシャレな雰囲気が演出できます。

・育てやすさ

耐暑性がやや弱いものの、生命力が強く、初心者でも育てやすいのが特徴の植物です。室内でも育ちますが日当たりの良い環境を好むので、適度に窓から日光が届く場所に飾りましょう。

・花言葉や風水

花言葉は「誠実」「友情」「結婚」「永遠の愛」「不滅」で、風水としては邪気払いの効果があるとされています。

まとめ

「空気清浄効果」「癒しやリラックス効果」「調湿効果」「インテリアのアクセント」などなど、観葉植物にはさまざまな効果があります。また、植物の種類ごとに花言葉や風水の効果があり、運気をもたらしてくれるのも観葉植物の楽しさのひとつです。見た目や育てやすさだけでなく、花言葉や風水から選ぶのも生活を豊かにしてくれるでしょう。初心者の方は、今回ご紹介した小ぶりで育てやすいタイプからぜひ好みの観葉植物を選んでみてください。

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