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ワイヤー プランツ(ミューレンベキア)とは?特徴・育て方と植え替えのポイント

ワイヤー プランツ(ミューレンベキア)とは?特徴・育て方と植え替えのポイント

ワイヤー プランツ(ミューレンベキア)は、ワイヤーのように細長い茎が絡み合う姿が印象的な植物です。美しく育てやすい植物であることから、観葉植物としても人気があります。「インテリアとしてワイヤープランツを育ててみたい」と感じている方も多いのではないでしょうか?今回は、ワイヤープランツ(ミューレンベキア)の特徴や育て方について解説します。

INDEX

ワイヤー プランツ(ミューレンベキア) とは?特徴と花言葉・風水

まずは、ワイヤープランツの特徴や花言葉・風水についておさらいしましょう。

ワイヤー プランツの特徴

ワイヤープランツは、タデ科ミューレンベッキア属の植物です。その名の通り細長い茎がワイヤーのように絡み合う姿が特徴の植物です。小さな葉は鮮やかな緑色で、薄くてつやつやしており、とても美しいです。ワイヤープランツは日本では観葉植物として扱われることが多いですが、ニュージーランドやオーストラリアでは野生種も多く、強い生命力を持っているのが特徴。比較的育てやすい植物としても知られています。

ワイヤー プランツの花言葉・風水

ワイヤープランツの花言葉は「純愛」「あなたを思っています」「憧れ」など、ロマンティックな言葉が並びます。風水としては、丸い葉を持つ植物は、気を調和してリラックスさせる効果があるとされており、「健康運」のアップが期待できます。

ワイヤー プランツの飾り方

「ワイヤープランツを育ててみたいけど、どうすればオシャレな雰囲気になる?」という方もいるでしょう。ここでは、ワイヤープランツの飾り方について解説します。

・天井から吊るして飾る

ワイヤープランツは、成長するとボリュームが増え、茎がツルのように長く成長します。そのため高い場所から茎を下に垂らすように飾るのがおすすめ。ハンギングバスケットなどを利用して、上から垂らすように飾ってみてください。

・鉢カバーでアレンジする

鉢カバーは、植物の鉢を覆うアイテムです。さまざまなデザインのタイプがあり、インテリアの雰囲気や植物の印象に合わせてコーディネートできます。好みの鉢カバーに入れて飾ることで、ワイヤープランツの魅力をより引き立てることができます。

・棚に置いて、茎を横に伸ばすように飾る

ワイヤープランツを棚に飾り、横方向に茎を伸ばしながら育てるのもおすすめです。棚全体に広がるように成長するので、シンプルな棚でもナチュラルな雰囲気にすることができます。大小さまざまな植物を一緒に飾り、小さな植物園のような雰囲気を演出するのもよいでしょう。

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ワイヤー プランツ(ミューレンベキア) の基本的な育て方と注意点

ワイヤープランツは頑丈で室内でも育てやすい植物です。ただ、中には「正しく育てられるか不安」という方もいるでしょう。ここでは、ワイヤープランツの基本的な育て方と注意点について解説します。

ワイヤー プランツの育て方

ワイヤープランツの基本的な育て方をご紹介します。

・日当たり

ワイヤープランツは日光を好む植物です。なるべく、日当たりの良い場所に飾りましょう。

・水やり

土の表面が乾いたタイミングで、鉢底から水が出るくらいたっぷりと水を与えましょう。水やりの頻度が多すぎると、根腐れの原因になるため注意してください。

・乾燥対策

ワイヤープランツは、適度な湿度を好む植物です。乾燥しすぎた環境では葉が弱ってしまう可能性があるため、葉がパサパサとしている場合は定期的に葉水を与えるとよいでしょう。また、加湿器で室内の湿度を一定に保つのもおすすめです。

・肥料

ワイヤープランツは成長期に液体肥料を与えることで、より健康に成長します。春から秋にかけての成長期には、月1回程度の頻度で肥料を与えてみてください。

冬場の育て方には注意しよう

ワイヤープランツは、比較的寒さには強いですが、霜や寒風には弱いため、冬場の霜や低温には注意が必要です。室内で育てている場合は特に問題ありませんが、霜の降る地域で室外に置いている場合は、霜よけ対策をするか、室内に飾るのがおすすめです。室内でも温度が下がりやすい窓際は避けた方がよいでしょう。

ワイヤー プランツ(ミューレンベキア)の植え替えのポイントと増やし方

ワイヤープランツを育て始めてしばらく時間が経つと、植え替えが必要になることがあります。ここでは、植え替えの方法と挿し木で増やす方法について解説します。

ワイヤー プランツの植え替えのポイント

以下の手順でワイヤープランツの植え替えをおこなってみてください。複雑な作業はないので、初心者でも簡単に実践できるでしょう。

・植え替えの判断基準

鉢の表面が茎で覆われてしまっている状態になっていたら、植え替えを検討しましょう。放置すると、根詰まりなどを起こす可能性があります。

・植え替えの時期

ワイヤープランツの植え替えをするなら、成長期を選ぶのがおすすめです。ワイヤープランツがもっとも成長するのは、春か夏にかけての時期のため、できるだけこの期間に植え替えをおこないましょう。

・植え替えの方法

植え替えは以下の手順で進めます。ひとつひとつの手順を確認して、丁寧に実施してみてくださいね。

【植え替えの手順】

1.ワイヤープランツを鉢から取り出し、手で払って古い土を取り除きます。

2.古い鉢より一回り大きな鉢を準備します。

3.新しい鉢に通気性のよい軽石を敷き、その上に少量の土をかけます。

4.ワイヤープランツを新しい鉢の中に入れて、用土を足していきます。鉢の縁から1〜2cm程度まで土を加えましょう。

5.植え替え後に、水やりをしてワイヤープランツが好む環境に飾ります。

【植え替え後の手入れ】

植え替え後は、植物が新しい環境に慣れるには少し時間がかかります。「肥料をやらない」「鉢を置く場所を変えない」「明るい日陰で、風の当たりにくい場所に置く」「土が乾いたのを確認してから水やりをする」「葉がカサカサしている場合は、よく霧吹きをする」といった点に注意しながら、ワイヤープランツの成長を見守りましょう。

ワイヤー プランツを挿し木で増やす方法

ワイヤープランツは生命力が強く、挿し木からでも比較的簡単に増やすことができます。すでにワイヤープランツを育てているという方は、以下の方法で挿し木にチャレンジしてみてください。植え替えのタイミングと同様に、春から初夏の時期に行うのがおすすめです。

【挿し木の手順】

1.新芽が伸びた健康な茎を5〜10cm程度の長さで切り取ります。

2.上部の2〜3枚の葉を残して、下部の葉をすべて切り取ります。こうすることで、葉に栄養が集中するのを抑え、根の成長を促進できます。

3.用土を入れた鉢、または水を入れた容器を準備して、挿し木を入れます。

4.挿し木の成長を促進させるには、高温多湿な環境が最適です。鉢にビニール袋を被せるなど、できるだけ温度と湿度が高い環境を維持しましょう。毎日一度はビニール袋を外して、カビなどの発生を防ぎましょう。

5.約1〜2ヵ月そのまま育てて、用土の場合は新しい芽、水挿しの場合は新しい根が出たら、鉢に植え替えます。

まとめ

ワイヤープランツは、名前の通りワイヤーのように長く茎を伸ばす植物です。葉がメインの植物とは印象が異なり、インテリアのアクセントにぴったり。飾り方を工夫することで、個性的でオシャレな雰囲気の空間を演出できます。初心者でも育てやすい植物なので、「ワイヤープランツに興味があるけど育てられるか不安」という方は、今回ご紹介した方法を参考に、ぜひワイヤープランツを育ててみてください。

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