植物も家具も、もっと気軽に楽しんで
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宮城いくえ
フリーランスのインテリアコーディネーター・ライター。暮らしとインテリアの情報サイト「nice and warm」を運営。
沖縄県のインテリアショップで7年間勤務したのち、会社員を経てインテリアコーディネーターとして復帰。現在は家具・家電のサブスクリプションサービス「ソーシャルインテリア」のパートナーコーディネーターやスタイリングを含む商品撮影、サブスク・インテリア関連記事の執筆活動などを行っている。
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植物が教えてくれる季節のうつろい
現在はインテリアコーディネーター、ライターとして活動しています。インテリアコーディネーターとしては、個人宅も請け負うほか、株式会社ソーシャルインテリアのデザインパートナーとしてオフィス空間等のコーディネートも担当しています。
どうしても無機質になりがちなオフィスでは、植物は欠かせないアイテムです。リフレッシュスペースはもちろん、執務エリアでも、ふと目に入るところに植物があると落ち着きますよね。他にも、パントリーなどあまり見せたくないエリアにパーティション代わりとして活用することもあります。
自宅でも、リビングやキッチン、デスクなどそれぞれに観葉植物を置いていますね。ふと見たらぴょこっと新しい葉っぱが出ているのを発見すると嬉しくなります。冬はじっと沈黙していた植物たちが、春の日差しとともにすくすく育つじゃないですか。家の中にいるのに、季節の変化を自然に感じられるのって、とても豊かな体験だと思います。
隙間を埋めるように、緑をいくつか置いてみる
インテリアを組み合わせるときには、まず一つのアイテムを中心に据えることが多いです。この家だったら、ソファーに合わせて他の家具を選んでいます。実は、このソファーは私が所属するソーシャルインテリアが展開する「サブスクライフ」というサービスでサブスク利用しています。他にもレコードプレーヤーや家電などもレンタルしています。購入となるとちょっと二の足を踏んでしまう気になる家具も、月額利用なら気軽に置くことができます。
新生活やお引っ越しを機に、インテリアも新しくしたいという方には、観葉植物もおすすめです。どこに置くか迷ったら、まずは部屋の隙間を埋めるようにいくつかポンと置くだけで雰囲気が変わります。品種や鉢の組み合わせを深く考えなくても、キッチン台やテーブルなど、置いてみたいところに2〜3個置くだけで、自然とまとまった印象になるのが植物の良いところ。家具の色調や素材をすべてそろえなくても、植物によってお部全体にも統一感が生まれると思います。
あとは、視線は左から右に流れるので、ヘデラのような伸びるシルエットの植物が右側になるように置くと収まりが良いんです。玄関やトイレのような自然光が入らない場所に置く場合には、シェフレラのような耐陰性の植物を選んだり、定期的に日当たりの良い場所に置き換えてあげたりすると長く育てられると思います。
「&Green」の可能性を広げる器の魅力
お家のインテリアと馴染む&Greenの植物とOriginal Potはこちらから
植物は常に自宅にありますが、実はあまりマメにお手入れするほうではなくて。だから、容器に水がなくなったら注ぎ足すだけというのは簡単で嬉しい。ポストに届いてビニール袋から取り出した時点で、すでにいきいきと葉っぱが茂っていたのも印象的でした。
脚付きのオリジナルポットは、ベージュもグレーのどちらも他の家具や鉢植えとしっくり馴染みました。マットな質感なのもいいのかも。「&Green」を寄植えにして入れるだけで、コンパクトなのに飾ったときにしっかり映える印象にしてくれます。
ハンギングポットも窓辺に飾ってみました。ハンギングって、チャレンジしてみたいと思いつつもどう置いていいか迷っていたのですが、カーテンレールにS字フックでひっかけるだけで、思ったより気軽に飾れるんですね。うちにはもうすぐ1歳になるフレンチブルドッグの「ごんた」がいるので、床には植物を置かないようにしています。ハンギングで植物を育てられると、さらに楽しみ方が広がりそう。土を使わないというのも、ペットがいるご家庭にはぴったりだと思います。
水だけで育てられて、届いたら器にいれてすぐ飾れるから、観葉植物の知識がなくて何から始めたらいいかわからない人にとっても嬉しいと思います。