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&Greenスペシャルインタビュー#12 モデル カイノユウ 【後編】

&Greenスペシャルインタビュー#12 モデル カイノユウ 【後編】

「急須でお茶を淹れるひとときは、自分を取り戻す時間」カイノユウが語る、暮らしにお茶を取り入れる心地よさ

モデルとして活躍されながら、お茶ブランド「SA THÉ SA THÉ(サテサテ)」のブランドオーナーでもあるカイノユウさん。静岡県で生まれ育ったカイノさんは、日本茶の美味しさを広め、未来へ繋げていくための活動を行なっています。

「新鮮なものを取り入れると、心が豊かになる」と話すカイノさんの言葉は、植物を通じて心地良さを提案する&Greenと通じる部分が多くあります。

後編では、お茶が持つ魅力、未来へ繋げていくためのお茶の楽しみ方などを伺いました。

前編 日本茶をもっと身近に。
カイノユウが手がけるお茶ブランド「SA THÉ SA THÉ」のストーリー

「お茶を飲むと『地に足がついている』と感じられる」心地よい暮らしに必要なこと

カイノさんが思う、お茶の魅力とはなんでしょうか?

「今、私はここにいる」と感じさせてくれるところです。私は上京後SA THÉ SA THÉを始めるまで、少しお茶からは離れていました。しかしブランドをきっかけに、また頻繁にお茶を飲んだり触れたりする機会が増えたことで、「地に足がついている」と感じられるようになりました。

現代は物事が流れるスピードが早く目まぐるしいです。気がつけば自分も流されて、どこにいるかも分からなくなってしまいがち。そんなときに、お茶を淹れてゆっくりと飲む時間を設けることで、不思議と自分と向き合えるんです。「自分を大切にしよう」「周りに惑わされずに目の前のことに集中しよう」と、ホッとできる時間はお茶ならではだと思います。精神的にいい影響を与えてくれるところが魅力だと感じていますね。

お茶がもたらすホッとできる時間は、&Greenの植物にも共通するところがありそうですね。暮らしの中に植物を取り入れる良さとはなんだと思いますか?

やはり新鮮なものを暮らしに取り入れると、心が豊かになるんですよね。例えば私は、自宅に多くの観葉植物を置いています。コロナ禍をきっかけに買い始めて、今ではドラセナやパキラ、モンステラ、ポトスなど、友達が遊びにくると「ジャングル?」と言われるほど増えています(笑)。毎朝植物に水を与えていると、癒されますし時間がゆっくりと流れているように思います。リフレッシュができて気持ちも上向きになりますね。

この気持ちは植物であるお茶でも同じです。お茶は詰んだ瞬間から酸化が始まるため、鮮度をキープするために、蒸したり炒ったりして酸化を止めます。私たちが飲むときにお湯を注ぐことで、新鮮さをその場で楽しめるようになっているんですよね。 お茶を飲むだけでフレッシュさを気軽に取り入れられて、心の余裕にも繋がるため、植物をはじめとする新鮮なものは積極的に取り入れていきたいです。

&Greenの印象はいかがですか?また、どのように飾りたいですか。

とても可愛いです。観葉植物はさまざまな大きさのものがありますが、大きい植物だと場所を取りますし、置く場所も制限されてしまいます。でも、&Greenは小さいからこそインテリアとして飾りやすそうですよね。キッチンや洗面所、玄関などに、ガラス瓶に入れて置いてみたいです。

SA THÉ SA THÉを起点にお茶への興味が広がってほしい。未来へ繋いでいくための思い

これからの展望を教えてください。

日本茶を“文化”として定着させ、若い世代へとバトンを繋げていくために、お茶を知るきっかけを積極的に作っていきたいです。
とはいえ、かしこまりすぎるとSA THÉ SA THÉの“気軽にお茶を楽しんでほしい”思いとはズレてしまいます。あくまでも、お茶を飲む一つのきっかけとなるブランドにしたい。「SA THÉ SA THÉのお茶って美味しいよね」とフランクに言い合える雰囲気が作れるように、日々軽やかな気持ちでアイデアを考えていけたらいいですね。

卸先を増やしたり、イベントを開催したり、SA THÉ SA THÉを起点に「他のお茶も飲んでみようかな」と興味が広がってもらえると嬉しいです。

お茶を文化として根付かせ未来へ繋げていくために、ユーザーはどのようにお茶を楽しんでいくのが良いと思いますか?

まずは茶葉でお茶を淹れてみてください。SA THÉ SA THÉではティーバッグが人気なのですが、実はティーバッグは便利な反面、一つ一つ加工しなければならずエコではなく、作り手の手間もかかるもの。そのまま茶葉を急須で淹れたほうがサスティナブルですし、何よりもお茶が美味しくなります。

そういったエコや美味しさ、ゆっくりと急須で淹れる贅沢な時間を知ることで、「またあの心地よさを体験したいな」と、お茶文化が継続する未来へと繋がっていくのではないか?と思っています。

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カイノユウ プロフィール
静岡県出身。モデルとして活躍する傍ら、お茶ブランド「SA THÉ SA THÉ(サテサテ)」を立ち上げる。日本茶を文化として根付かせたいという想いを持ちながら、その魅力を広めるため活動中。セラミックブランド onekiln とオリジナルの茶器も制作。
Instagram @kainoyu
SA THÉ SA THÉ https://shop.sathesathe.com/
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TONER
東京都品川区西五反田3-8-3
Instagram @toner_tokyo
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